>イーゴ 連れないなァ…いつデレてくれるカナ (まだまだ己への警戒心が溶けていない彼女へ届かないほど小さくポツリと呟いて。外の世界で知った”デレる”という言葉を年甲斐も無く使ってみたりすると己が若いような気がしてくるから不思議だ、と独りごちながらぺたんぺたんと裸足特有の足音をわざと人間に聞かせるように鳴らして広間の方へと歩いていき)