……、 (いれた紅茶、2カップ、摘んだ白薔薇を銀盆に乗せ、主人2人が居るであろう部屋の扉をノックしようとしてやめた。聞こえた声。息を殺した。どうやらこれから先はただの執事として生活できるかどうか解らないらしい。思案するように目を伏せてから一瞬逃げようかと思った)