…あれは (ふと視線を感じその方向を向いてみればなにやらこちらに指を指しているらしいグラッシュ様。頭を軽く下げて後ろ手に門を閉める。紅茶でも飲みたいのだろうか、だとしたらいれなくては。屋敷に戻る道を歩きながらありもしない明るい世界を求めた)