主 2015-11-12 01:01:47 |
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(/お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
どうかお気に病まずに。こうしてまたお会いする事が出来たこと、望外の喜びです!
ありがとうございます。レス頻度にムラが生じるかと思いますが、ご容赦いただければ幸いです…。
それではこちらも、あの日の続きを綴らせていただきますね。)
ああ――うちの家系は代々精霊が見える人物が多くてね。そのせいかな…実家の書庫には精霊に関する資料が多いんだ。――ここだけの話、以前訪れた国立図書館よりもはるかに充実しているよ。
(ようやく怒りを落ち着けたコクレアが大人しく肩に止まるも、まだ視界がちかちかしているような気がして眼鏡を外して目をこする。そこで精霊について詳しい事を指摘されれば何度か瞬きした後に眼鏡を掛け直し、ブリッジを人差し指で押し上げれば自身の知識の源について語り。表向きのエインズワース家は代々様々な分野において優秀な人材を輩出している名家であるが、その実、精霊が見える者達のコミュニティの中では精霊研究の第一線としても知られている。そんな環境で育ってきた彼女もまた、自身が精霊使いであることも相まって一研究者と呼んで差し支えない程度には精霊に通じており「……貴族というものは基本的に保守的だからね。利権の拡散や普遍化を嫌うんだ。――と、話が逸れたね。もちろんいいとも、君は何が知りたいんだい?」何を思い出したのかどこかうんざりしたような表情を浮かべたのも束の間。ゆるく頭を振れば口元に薄い笑みをはいて相手を見つめ、ことりと首を傾げてみせて)
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