主 2015-10-24 22:31:48 |
通報 |
(業務を終え屋外へと一歩踏み出せば、ここ数日でめっきり冷え込んだ秋風に首筋を撫でられ思わず肩を竦め背中を丸めて、その風に急かされるように速足で役所の自転車置き場へと向かい。自宅から職場までは公共の交通機関を使うほどの距離でもなく、かといって徒歩で通うには些か遠く、結果自転車通勤に落ち着いているよう。スーツ姿のまま跨るのは今流行りのロードバイクやクロスバイクと呼ばれるような代物ではなく、ややレトロな雰囲気を纏った濃紺色のシティサイクル。背広にネクタイを締めたままの恰好で其れに腰を落ち着ける姿はなんとも形容し難い違和感を有しているのだが、当人は気にも留めていないようで本日も軽快にペダルを漕ぎ始め。自転車そのものを気に入っているのは勿論だが、なにせ情人が選んでくれた逸品、愛執もひとしおといったところ。その彼はもう帰宅した頃だろうかと腕時計に一瞥くれ、自宅の前へと続くなだらかな下り坂を機嫌よろしく駆け下りて、ものの十数分で彼と寝食を共にするマンションに到着。手早く駐輪を済ませるとエレベーターで馴染みのある階層へと上がり、自室の扉を開いて中の様子を窺い)
(/希望を伺っていなかったので適当なシチュエーションの絡み文を作成したのですが如何でしょうか?文章の相性もありますので、合わない・苦手だと感じた際は遠慮なく仰ってくださいね。打ち切りの際は理由を添えずとも結構ですので、一言あると助かります。
こちらも長さにムラが多く加えて遅筆ですが、まったりお相手していただけると嬉しいです!)
トピック検索 |