主 2015-09-17 18:08:36 |
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〉花さん
_花さん…?(先程読んでいた本の内容に思いを馳せれば自然と目線は下がり足元数センチ先が自身の視界で。聞き慣れた優しい声が耳に入ってくればそこはもう普段の校舎、廊下。ふと顔を上げるも視力はあまり良くない方で。その穏やかな声を頼りにぽつりと名前を呟けば数歩の歩みでああやっぱり、とふにゃりと笑顔が浮かび)_花さんも今帰るところでしたか?……あれ、花さん、寝てました?(相手の表情が見える程に近付けばその心なしかとろんとした瞳を見つめて。まだ答えを貰えていなくてもきっとそうだと一人納得すればふふ、と柔らかく微笑んで)
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