名無しさん 2015-09-13 00:05:10 |
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母親の職場で、私に優しくしてくれる人がいた。詳しくは言えないが、母の上司で50~60代くらいの男性だった。
夏の暑い日。仕事場でその男性は「まだまだ、暑いねぇ。そうだ!アイス食べるかい?これあげるよ。」と、ミカン味のアイスをくれた。
でも、私はそのアイスが苦手だった。しかしせっかくの好意を断れるはずもなく、もらうことにした。
家に帰り、食べられないアイスを祖母にあげると夏休み最終日になっても終わらない宿題に、私の頭はいっぱいになった。
次の日。始業式が終わり、突然降ってきた雨で走って帰りだした、私。
家について、濡れた体を拭きながら聞いた母親の言葉は、「〇〇さん(あの男性の名前)死んだって。」
アイス食べときゃよかったな。
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