YUKI 2015-09-05 09:08:35 |
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「私と菖蒲君の日向のような存在になりますようにという意味で日向に決めました」と水凪は日向を葉月の膝に乗せ言った。
日向は葉月の膝の上で《ゴロゴロ》と甘えるように喉を鳴らす。
「そうですね。日向はそんな存在になりそうですね」と葉月もいとおしそうに日向を撫でながら言う。
日向はそのまま葉月の膝の上でまたうとうとと眠ってしまう。
葉月と水凪はそんな日向をいとおしそうに見つめ、互いの顔見つめあった。
日向を猫ベッドに移し、そっと葉月は水凪に近づきそして、互いの唇を重ねた。
驚いた水凪は一瞬目を丸くしたが、しかしすぐに瞳を閉じ葉月を受け入れた。
葉月自身もなぜそんな事をしたのかはわからないが、不意に水凪がいとおしい存在に思い、その唇に触れたいと思えたのだ。
俺は男性に興味なんてないと思っていたのに、水連先生だけは特別な気がした。
もしかして、俺は水連先生が好きなんだろうか?だとしてもこれは俺の方だけかもしれない。
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