>キアロ ___あ、あら..キアロ。( ゆっくりとカフェラテの仄かな香りを感じつつケーキを口へ運び。再度テラスからの眺めを楽しんでいれば此方を見詰め、吃驚している様子の相手が目に留まり。早速見付かってしまったか、と肩を竦めればエヘ、と悪戯に微笑んで見て。取り合えず話をしようかとテラス席から相手の元へと歩み寄れば「__キアロ、あの..一緒にお茶でもどうかしら?」と柔らかく微笑み、首をゆるりと傾げて。