鶴丸国永 2015-07-29 23:56:51 |
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…ふ、楽しみにしていよう。…動じない…か。それは否定しないが、盛大な驚きとは…君は一体どうしてくれるんだ?
(寝静まった本丸に響くは相手の軽快な笑い声で、これが本当の鶴の一声だと内心考えれば小さく笑い、悩む相手の横で何をしてくれるのかと興味津々で相手の言葉を待ち。後ろ手で体重を支えるように深く座りさらさらと夜風に弄ばれる木々の音を、ぽつり呟く相手の言葉を聞いていたが立ち上がる相手の手を軽く引いて止めてしまえば自らの羽織を肩にかけ“鶴、忘れ物だ。”と先ほどの言葉真似て。目尻を下げて嬉しそうに口元を緩めたその顔で羽織越しに両肩に触れたまま「鶴は、鶯に染まりたいのか…春を告げるだけの、小さな鳥だぞ」と段々と声を顰めて)
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