鶴丸国永 2015-07-29 23:56:51 |
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あぁ…木の枝に佇んでいる鶯の前で美しく、それはそれは鶴らしく舞ってやるとも。きみはよっぽどのことがないと動じないからな、ここは一つ盛大な驚きを仕掛けてやりたいところだ!
(鋭い眼光に気を良くして自分は口角をただ緩やかに持ち上げるばかり。好戦的に相手の言葉に突っかかるよう乗りながら軽快かつ朗らかな笑いを深夜にもかかわらず少しばかり上げ、次は一体どんな驚きを相手にもたらしてみせようかと悩み始め。「鶯、俺は思うんだ。このまっさらな“しろ”がきみの色を吸い取って、きみの色に染まったらいいのになぁ」柄にも無い言葉にはっと我に帰り、焦ったように思わずすっくと立ち上がっては台所へ急須と湯呑みを取りに行くべく、その方向に足を向け。)
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