君と世界を守りたい!( 指定×nl )

ウィル
♂ 20y 181 6×キロ

着ぐるみ時:飾り気のない白熊で、円らで優しげな黒い瞳にやや高い鼻にほんのり開いたままの口元からは人畜無害の雰囲気が漂う。首から濃紺のネクタイを下げているのがサラリーマン風。背丈が高めなのに猫背で歩く姿に威圧感は無く常に疲れている印象を与える。肉球もしっかりと表現されており弾力のある素材でピンク色…だったが薄汚れて変な色に。胴体に比べ手足が短いというバランスも頼りなさげ。高さ185cm。

人間時:9トーン程度のレッド系ブラウンの髪はストレートのセミロングで肩より下まで伸ばしっぱなし。やや低めの位置で無造作にハーフアップにしてある。肌色は標準、鼻の付け根から出っ張った高めの鼻と薄い唇、つり目気味のマゼンダ色の瞳に相反したなだらかな下がり眉。イタリアンカラーのシャツにスカーフを巻き、オフホワイトのジャケットを羽織り下半身は黒に近いグレーのスラックスと白いソックスに黒い革靴。割と上品且つ上質な物が好みだがジーパンも時々履くらしい。

性格:人に嫌と言えず、またどうしてもヘラヘラした表情を浮かべてしまう為にヘタレの烙印を押されている。人当たり良くぶつかり合いを避け、頼みは断らず機嫌を損ねないよう顔色ばかり伺うのは良く言えば温厚な印象を与えるが、本質の所は臆病者。人は好き、でも本当は一人でいることが何より安全で平穏だと思い込んでいるフシがあり自己否定感が常人より強い。そんな自分自身が嫌で常々葛藤している。ロマンチストでもありいっぱしに理想はあるらしい。パートナーを「向日葵のような人」だと思っており彼女の言葉こそが何よりのエネルギー源となる。

__まだ出来ると信じてくれるのですね、俺なんかを君は今でも。
(他の着ぐるみ達に比べて攻撃力も防御力も押し並べて低い。一体己如きが何の役に立つというのか、涙は零さずとも睫毛は伏せられ一切の笑みは消え。目の前で繰り広げられるぶつかり合い、汗、怒号と叫び。全てがまるで絵空事のよう、意識が薄れ此の世界から剥離されてしまうような感覚に揺すぶられ声が出ず。精々できる唯一といえば他の着ぐるみ達の戦力のサポート程度のもの、此れだけ背丈はあるのにまるで何ら意味は無すまい、自分とはその程度の小さき存在なのだという現実に直面すればするほど逃げ出したくなる。傍らのパートナーは多くは語らない人間の少女、いっそ罵言を浴びせ見捨てても可笑しくはない筈。その思い込みは静かな彼女の声で破り捨てられ。喧騒の中の其の声は小さく、然し臆病者の胸の中には大きく力強く浸透して行き。薄い唇を噛み締め決意の控えめな頷きと共に美しくない雫が頬を伝っていくのを感じ。いい歳をした其の男は流氷で流された白熊が音を立てて海へ飛び込むかの様に、北極に照りつける太陽の如く厳しい現実へと振り返らず身を投じ。)

(/keep延長をお願いしておりました着ぐるみパンダです…提出が遅くなり申し訳ありません/汗/お返事を頂かずにpf提出させて頂きましたが、まだ間に合いますでしょうか…？万一期限切れであれば、ご指摘下さい。)