ん?ああ、勿論だ。今更そう遠慮をするような仲じゃないだろう(何故か遠慮がちに恐る恐るといった様子で問いかけてくる彼女の様子を見て、引っ込み思案で自信なさげな部分は昔から変わらないなとしみじみ考え、とはいえ自分とは夫婦なのだからもう少し遠慮なく言いたいことも言ってくれてもいいのになと考えながらも、それが出来ないところがまた実に彼女らしく愛おしく思えて僅かに表情を綻ばせれば頭を撫でてやりながら了承し