! 2015-05-30 17:45:06 |
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(カーテンの隙間から差し込む柔らかな陽の光で自然と目覚め。そのままベッドから床へと両足を着地させ窓辺までゆっくりとしたペースで歩きシャッ、と勢い良く両手で肌触りの良いコットン素材の生地が使用されたカーテンを開け天を仰ぎ見ては雲ひとつ無い清々しい程の快晴が広がっていて、本日は曇りではなく快晴であったのでそのお陰でもあり体調はいつもより良好なので気分転換も兼ねて本日は海辺へ出掛けてみようと脳内でスケジュールを練り終えると窓辺からクローゼットの場所へと移動。お気に入りのシャツを取り出しパジャマから私服へと着替えた後、今度は小さなドレッサー前へと移動。ドレッサーに置かれている小さな櫛で髪を真っ直ぐに梳かし髪へ艶が出たのが確認できれば鏡を見つめながら左側へ髪をひとつに纏めにさせお気に入りである真紅色した髪紐でリボン状に結ぶとそのままふんわりと優しく胸元へと髪を下ろし。髪型や服装の最終チェックを終えてから部屋を出ると自然にキッチンの方へ足が動き。朝早くから出掛けてしまったのかテーブルには出掛けているというメモ紙、朝食と昼食用の食事が用意されていて。朝早くから出掛けるのは何時ものことだったのでそのことも含めて再びスケジュールを練り直し、纏まってから椅子へと腰掛け両手を合わし礼儀正しく食前挨拶を済ませてから朝食用の食事を残すことなく綺麗に摂り。食後早速部屋から持ち出したスケッチブックとペンケースを持ち家から玄関を通過し外へと出ればしっかりと鍵を閉め。閉まったことを再確認した後に一緒に持ってきた鞄へと鍵をしまってから海辺へと向けて歩行開始し。海辺へと近付くに連れて潮風と鴎の鳴き声が心地良く感じられ、養生の為に訪れた島は自分には心地良すぎる、と最近は想うようになりぼんやりとしていた時、何処からか声がしたので主を捜す為に砂浜を歩く事数分、どうやら岩陰から声が聞こえたのでそっと覗くと母親が大好きで毎晩読み聞かせて貰っていた御伽噺に登場する人魚姫、とは違うものの、昔からこの島に伝わる伝説の人魚には違わなく、まさか実物をこの自分が見るとなるとなど全く想像していなかったのでこの現実に驚きと、母親同様に御伽噺の中では人魚姫の物語が一番好きだったので驚きより嬉しさが勝ってひとり喜んでいたが相手の姿をよく見ると釣り糸が尾鰭に絡まり鱗同士の隙間にU字型の針が刺さっているのが見えて最初は話し掛けて逃げないか不安だらけだったが苦しそうな姿に堪えきれなくなり、スケッチブックなどが入ったバッグを砂浜へ置いてから相手を驚かせまいとなるべく優しい声音で「あの、今助けるのであまり動かないで下さい。針が刺さって怪我しますから。」と笑顔で相手へ話し掛けつつゆっくりと歩み寄り。間近で姿を見ると想像以上に鱗が美しく暫く見惚れてしまうと、「見とれている場合ではない!」と心で自分へ渇を入れてから鰭が傷まないように、鱗が剥がれないよう慎重に針と糸、両方無事に取ることが出来ると安心感からほっとして足が竦み岩場へしゃがみ込み無事に針と糸が取れたことを早速笑顔で伝えて)
(/主様、こんにちは!此方はこの様な感じとなってしまいましたが大丈夫でしょうか?ロルに関して等何かありましたら遠慮無く仰って下さい!)
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