掌から溢れた其れを __ 非募

...っ！？( 唐突に顔近づけられては驚き、後にくすり、)お褒め頂きありがたき幸せ。そうやって思っていただけるのはとても嬉しいです。...では、その梅の花言葉心に留めておきますな。( にこり微笑んでは手を取り、手の甲へ口付け、)...私からも一つ。手の甲への口付けには意味があるのですよ。

はい、全くその通りです。人へ思いを伝える、というのは何よりも難しいことと思っております。...そうですな、誰かに頼ることになってしまいますが誰かしらに背中を押してもらうと自然と言い難いことも言えるようにはなるのではないかな、と。( ふんふん、)
ああ、博多のことにございますか！( 嬉しそうにぱぁ、)ええ、勿論！とピースしておりましたよ。...しかし彼女は明石殿や博多を入手することはできても未だ三日月殿を入手できていないんです。( 苦笑い、)

はい、了解しました。( 微笑み、)

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...やはり此処におられましたか。

( 彼女がいるであろうその目的地に到着すればやはり花たちへ笑顔を向ける我が主の姿を見て取れれば思わずくすり、と。そのまま微笑み浮かべつつに彼女へ近付き。何処かふらりと行ってしまいそうなその背へ呼び止めるべく上記を告げ。彼女を呼び止めるために近付いた際に花壇にも近付きふと視線そちらへ巡らせれば色とりどりに咲き乱れている花々にはほほう、と感嘆の息が漏れ。自身では意識はしていなかったけれども部隊編成のことはすとんと抜け落ち何気なく言葉を発せばゆるり彼女へ視線戻し。)
...見事に咲いていますね。花というものはこれほど綺麗なものだったとは。