囚人A 2015-05-06 01:34:23 |
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>霧島補佐官殿
…霧島補佐官殿、お疲れ様です。
(常に面をつけているため慣れてはいるもののやはり通常より少しだけ狭い視界では端の方程見えにくく、丁度そんな死角に入ってしまっていたらしい相手に気付けないまま労いの言葉と共に触れた背中への感触に内心少しだけ驚くものの、ゆっくりとそちらに顔を向けると軽く会釈をしてから挨拶を口にし。遊戯施設という場所柄、監視担当用の椅子は一脚しか設置されておらず上官の前で一人椅子に腰かけているのも失礼だろうと判断したのかそっと椅子から立ち上がり相手に勧める様に椅子の背に手を添え。それから相手より問われた内容に対し書面にちらりと視線を落とすと「…問題ありません。不審な動きをするものもなく、休憩を申請した者の名と顔も一致。全員揃っています。」機械的だと感じてしまうほど、聞きやすさを考慮しつつもあくまで感情はにじませない淡々とした語りで報告し。)
(/絡みありがとうございます!おじいちゃんのような口調が何とも魅力的な息子様で、これからのやり取りが非常に楽しみです^^どうぞこれからよろしくお願いします。)
>089(黒崎)
…何とも愚鈍な言葉だな。人である以上無感情などあり得ない、ひとりの看守の感情を垣間見た程度で何がそんなに可笑しい?
(視界の端に移った白と黒の目立つ陰にそっとそちらに目を向けると何がそんなにおかしいのか、くすくすと笑みを零す囚人が立っており。その顔や体格から囚人番号089と断定し、口元を引き締めたまま感情からの行動、というよりただの動作のひとつとして緩く首を傾げ。確かに自分は囚人に対しても同僚に対してもあまり感情的になることはないが、だからといって人である以上無感情であることなどあり得ず、それにも関わらず自分の舌打ち一つにこうも楽しげにする相手が理解できずさらりと混ぜた暴言と共に相手の様子を不可解だとばかりに指摘すると捲っていた書類の束を膝の上で整えて。)
(/いえいえ、そのための置きレス式なのですから全然大丈夫ですよ!むしろ少し遅めの方がのんびりとお返事が考えられて此方も気持ちが楽ですから。では引き続きお相手よろしくお願いします。
本体はこれにて失礼いたしますので、此方の会話は返信不要です^^)
>神代看守長殿
存じ上げております。しかし、奴らと同等とされるのは聊か不服です。
(必要事項を記載した書類を纏め直している中、僅かにざわめいた囚人たちの声に顔を上げると此方に真っ直ぐ向かってくる上官の姿が窺え。そっと椅子から立ち上がり一礼の後に椅子を挟んで相手に並ぶように立つと、低く警告を促す声が耳に届き。その言葉に間を空けず言葉を続けるとゆっくりと相手の目の前まで進み出て、そのまま足元に跪き。「奴らが愚鈍な鴨だとすれば、私めは貴方様に財をもたらす鶏にでも、癒しを与える金糸雀にでもなりましょう。不要ならば飼い殺しにされることも厭いません。どうぞご随意に、貴方様の駒としてお使いくださいませ。」上官と部下、そうして支配される関係性に縋ってしまっているのは意識的か無意識的か。それは未だ窺えずとも感情など消し去ったような静かな語りで相手への忠誠を口にすると跪いたままそっと相手を見上げて。)
(/嫌味だなんて、むしろ冷徹な看守長というイメージにぴったりで此方も息子が動かしやすいです。従うことにある種の特別な想いを抱いている分重たいことも大分口にしてしまっていますが、どうぞお付き合いくださいませ;;これからよろしくお願いします。)
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