主 2015-05-04 00:01:23 |
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_でも、止まってくれたじゃない。ありがとう。
(そんな義理は無いと彼は言う。けれど、そんな言葉とは裏腹に自身が袖を引いただけで彼はその足を止めてくれた。照れ屋さんなんだね、と脳内で勝手に結論を出しては嬉しそうに頬を緩めながら上記。その後、初めて正面から彼を見て思った事は何がどうなったのか“可愛い”の四文字だった。しかしそれを不思議に思う事もなく、相手の言葉にうんうんと頷いては「明信くんね、よし、覚えた!」と言ったあと自分の名前も名乗っておいて。それじゃあ、一緒に行こうか。相手の動作の意図をきちんと読み取れていないのか、そう言いながらにこりと普段どうりの笑みを浮かべては早速相手の手を引いて掲示板の方へと向かって
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