主 2015-05-04 00:01:23 |
通報 |
待つ義理は無い。(背後から聞こえて来る、制止を促す声。しっかりと耳には届いて居る物の、足を止めようとはしない。真っ直ぐにクラス表がある掲示板へ向かおう、しかし駆け寄る足音が近く袖まで掴まれるとピタリ、と制止する他なく。正面を向いたまま、上記を言い放つ。視線の先には掲示板に貼られたクラスの振り分けが記された紙。周りには沢山の人集りがあり、中々名を探す事は出来ない。舌打ちが出かかった所で妙案を思い付く。人集りに出向き、芋洗状態にはなりたくない。振り向き、「…名前を教えてやる。俺の名前は葛木明信。」と一言だけ簡素に呟いた後は顎で先の掲示板を示し探して来いとの指示)
トピック検索 |