鬼ノ住ム島 / 3L 戦有

《 モ ノ ガ タ リ 》

”鬼” とはもとより人らしい。罪を犯した魂が罰を受けて鬼と成る。鬼は醜い姿を持ち、鬼は人に恐れられ、そして何時しか心までも鬼に成り_____人を喰らいて本物と成る。

苦しむは鬼に成る 人の理性の有る間
そして其れを愛した 人もまた其れ成り。


《 設定 》

物語は上記。鬼に成り切れない鬼、鬼に成り下がった鬼。鬼との共存を望み人への戻り方を探る人、鬼を退治しようとする人。そんな者達が暮らす小さな孤島での御話を参加者様と一緒に紡いで行こうと思います。


- - 鬼に成り切れない鬼 - -
( 人の姿の時に罪を犯し、天から罰を受けたもの。突如鬼に姿が変化を初め身を隠す様に生活するものが殆ど。髪の色の変化、目の色の変化、皮膚が硬くなる変化、そして角が生えてくるという変化。身体のどの部分から鬼に変化を始めるのかは不明であるが初期の一部分と始め角が生え切る迄は人の心を取り止めている。食い止める方法は見付かっていない )

- - 鬼に成り下がった鬼 - -
( 姿、心、何方も鬼となってしまった元人。人であった記憶は完全に消えてしまい、気付けば其処にいる為、鬼として生を受けたと思ってしまう。人や獣を食したくなるのが特徴。鬼としての理性はあるので、人を完全に敵と見るか人との共存を望むかは其々。姿が鬼では退治されてしまうので、鬼の住む森の奥に住処を移している。人の心を取り戻す事が出来れば人に戻れるかもしれない、と一部では噂が流れている )

- - 鬼との共存などを望む人 - -
( 元は人であった事を知る者知らぬ者がいるが、鬼との共存を望んでいる。知る者は鬼の侭ならば人と鬼との共存を望み、鬼の姿から戻せるのであれば戻したいと望むもの。鬼は人を食らうので、鬼の味方をする事は鬼へ抵抗出来ないまた退治屋からは反逆者だと思われるなど、それなりのリスクがある )

- - 鬼を退治する人 - -
( 鬼退治屋。鬼は人を食らうもの、悪い奴らだと考え、鬼を退治する為刀を握る。中には鬼が元々人であった事を知る者もいるが、人を襲ってしまう為には止む終えないと心苦しい気持ちで戦っている。一部が鬼と化した者はまだ鬼の力を持っていない為、捕らえるが結局は鬼と化すので角が生え切る前に始末する様指示が出ている。鬼に大切な者を奪われた者もおり、鬼を酷く恨むものも有り )


- - 孤島 - -

海に囲まれた孤島。海に近い所に舞台となる村は存在し、それより奥にある森の中に鬼の住む村が存在する。村の風景は江戸の様な古い建物で、並ぶ店などもまた其れ成り。鬼の村も同じで。森に一番離れた村の端に鬼退治屋の基地があり、中には捕らえられた半鬼。※募集内の鬼は捕らえられていませんが、物語の中で捕らえられる事は有り


他、何か質問ありましたらお聞き下さい*