主 2015-04-21 17:50:54 |
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≫周助
そっか……ま、とりあえずいつまでも此処に居ても仕方ないし……あそこ、行ってみよっか
(相手の言葉を聞くと、ますますこの子が男ではなくて女だったら今頃楽しくて仕方がないんだろうな。という気持ちが大きくなっていく。しかし今はこの不可解な出来事を解決するのが先だろう、そうすれば自分は元の生活に戻れる、つまりまた女たちと遊べる。それに非常食は無いより有った方がいい…その考えで自分を押し通すことにして。ふと遠くにある屋敷に目を止めると、あんな所に男二人で行くというのは正直嫌ではあるが、それも帰る方法を探すための行為。渋々だが、笑みを浮かべると相手にそう言った、
だーいじょうぶ。…その子、可愛い見た目とは反して割と強いから。何かに襲われても平気だよ。
……それに、僕が行っても、暴言を吐かれるだけだと思うし。
(強いというのは紛れもない事実。暴言に関しては、言わせておくというのも嫌だが、もし相手にして泣かれ、暴れられたりしたらこちらとしてはそちらの方が堪らない。相手の好物の甘いお菓子を持っていればまだ良かったが今はあいにく手持ちが無い…これじゃあ無理だな。とへらりとした笑みを浮かべて。
≫カナトくん
……もしかして、カナトくん…僕を疑ってたりするの…?!
(こんな事を聞かなくても、自分の中では相手がどう思っているかなんて分かり切っている事。だが信じたくなかったのか、それとも楽しんでいるのか……否、絶対と言っていい程に後者だろう。わざとらしく悲しみに暮れているような表情をすると、まるで浮気を揉み消す時の妻のような口調でそんな言葉を言った。
まぁまぁ、そんな事言っても、今は仕方ないんじゃない?
…此処で何をするのかはぜんっぜん分かんないけど、とりあえず何かをすれば帰れるよ。
(今にもストレスが爆発しそうな相手を見ると、やれやれ、またこれか……ともはやもう慣れたかのような……そもそも父の突拍子もない行動も含め実際慣れているのだが。今までの父の行動パターンからして何かをこなせば元の世界へ帰れる事は…絶対とは言えないがかなり確率は上がるだろう。
≫レミリアちゃん
えーっとね、手の甲へのキスは尊敬…で間違いないよね?
(昔…といっても一年ほど前に体の関係にあった女性に教わった場所によって違うキスの意味についてを思い出す。彼女は献身的で自分の言う事をよく聞いてくれていたなぁ…まぁ、もう居ない人間の事を言っても仕方がないのだが。「…気づかれずに蹴られ踏まれ…それでも、自分を見て喜んでくれる者が現れるのを信じてひっそりと佇む、美しくも哀れで醜い花のような…そんな女の子の事…僕は割と尊敬してるんだよね。」そんな『尊敬してる』なんて言葉とは裏腹に、側に咲いていた花を乱暴に抜き取るとそれを何をするわけでもなく吸い終わった煙草のように投げ捨てて。
ま、カナトくんはあんまり他人と関わりたがらないしこんな事は絶対にしないだろうね。んふっ…
(相手の言葉に、自分の兄であるカナトを頭に思い浮かべる。もしカナトがそんな事をしたならば明日の天気どころか地球が安全かどうかが心配になる所だ……カナトだけではない。自分以外でわざわざ挨拶でこんな行為をする奴は…もしあり得るとすればレイジくらいのものだ。
≫キノちゃん
ん……?…おやおや、女の子が木から飛び降りるなんて……危ないよ…?
(物音のした方に振り向けばそこには、一見すれば少年のようにも見える少女の姿。いい物を見つけた。とでも言わんばかりに笑顔になるとそんな言葉を発しながらその少女に近づいて。「んふっ…怪我はしてない?」この少女に自分は悪くない奴だと出来るだけ安心させきっておけば、後で色々便利になるだろう。と悪辣極まりない考えをすれば優しい声色でそんな言葉を言った。
(了解しました!
出会って早々口説きにかかるしきっとこれから変態発言も次々とするでしょうがこちらこそ宜しくお願いします!←)
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