…ぎゅー、とかさ。してもいい?ここで。 (宙に留まった腕を下ろすと、おずおずと問い掛け。人通りは皆無と言っても過言ではない終電後の駅中、とはいえど家の中とはわけが違う。衝動のままに抱き締めてしまいたい、という欲を抑えながら淡い笑みを浮かべながら許可を求めるかのように。)