おぬし 2015-04-15 23:03:04 |
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>赤嶺先輩
すみません・・・ありがとう、ございます。
(自室から出てきた相手が差し出したハンカチを、恐る恐る受け取れば熱くなり始めた目にあて。ひんやりした感覚が心地よくて、次第に涙も引っ込んでいき。「・・・・でも、やっぱりステージの上の先輩と、目の前の先輩はちょっと違うかもです」相手には相応のオーラがある。そしてそれが輝くのは歌手として動く時だと思っていて。しかしこうやって見ると、やはり年相応の女性で、こういう姿の竜胆を見られるのは自分や生徒ぐらいなのだと思うとちょっと得した気分で。「い、いいんですか・・・!?お、俺、テレビなんて出たことないし、やってるとしても路上ライブとかぐらいで、あんまり経験とかないんですけ、ど・・・・」自信がない。自信はつければいいと分かっていても、いざ相手の隣に立ってパフォーマンスをするなんて自分の姿が全く浮かばず。嬉しい誘いでこの上なく絶好のチャンスなのに、やはり自信のなさについ慌てて)
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