匿名さん 2015-04-13 22:33:20 |
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そいつはよかった。
(勧めた扇子をお気に召したのか、満足げな表情を浮かべる相手を見て微笑み。本当に桜が好きなんだなと思いつつその店に近づくと、扇子の値札を見てギクッと動きを止めてしまう。少し高いなんてものではない、扇子としては異常な値段だ)
『お兄さん、その扇子が欲しいのかい?』
(値段にたじろぐ姿を見かねたのか、その店の店主であろうかなり高齢の老人が話しかけてきて。ややひきつった顔で肯定の返事を返すと老人は相手の方を見る。そして老人はこちらに視線を移し、また交互に観察するように暫く眺め。)
『ふむ……いいでしょう、少しお安くして差し上げます』
(何を思ったのか、老人は元値の十分の一という値段を提示してきて。流石にそれではと初めは断ろうとしたが、結局その扇子を買うことにし、老人にお礼を述べたあと店を後にした。「翡翠、あのご老人を惑わせてはいないよな?」駅へ向かう道中、相手がそんなことをするはずはないと考えつつもどうしても老人の行動に納得がいかず、あ相手にそんなことを聞いて)
(/いろんな意味で怖いですテラフォーマーズ((( ;゚Д゚)))み)
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