匿名さん 2015-04-13 22:33:20 |
![]() |
通報 |
そんな大切なものを…。
(翡翠を愛した、そして翡翠の愛した人間の男、暁雅。この勾玉はその暁雅の形見だという。大切なはずの品を託すということは、それだけ慎之介が翡翠の信頼を得たということなのか。だが――慎之介は思う。これはいつか翡翠に返すことになる、と――。懐にある勾玉を着物の上から握りしめるようにして、何かを考えるように目を伏せて)
神社に来ている人達にも買っていくか……。
(温泉饅頭をいくつか買い、他に相手が気に入りそうな品はないものかとしばらく歩いていると、立ち並ぶ商店の一角にある小さな店に飾られた一つの扇子に目が止まる。黒を基調としたそれは、豪華絢爛な装飾が施してある訳でもなく質素な作りであったが、どこか不思議な上品さを感じさせるものだった。何より目を引いたのは程よく散りばめられた桜の花びらで、翡翠に似合うのではないかと慎之介は思った。「これはどうだ?」隣で何かないかと周囲を見渡す相手に勧めてみて)
(/Gが…Gが暴れる物語なんですよ…
そしてプラグをまた一つ…|ω・`))
トピック検索 |