匿名 2015-04-04 18:20:09 |
通報 |
こんばんわ。どうやら巧く抜け出せたような。
(己たちが会う時は月が見える時と決めている、そういう決まりをつけなければ相手にきっと迷惑がかかると知っているからである。そしてふと見知った気配を感自他かと思えば己のそばに近づく足音に警戒心を解き敵対する陰陽師の中で唯一交友関係を築けると判断した相手が隣に座り挨拶をするとこちらも挨拶をしかえす)
巧く抜け出さないと月が見えるまで会えないので。(出来るだけ会って仲良くしたいのだが月が見える時と決まっている事と朝になれば戻らないといけないと言う事があるため色んな言い訳を考えているので、少しは自信があると思っているのか笑を崩さずに言うと「今夜は満月で綺麗ですね。」と夜空を見つめていると目に入った満月を指さしながら顔を覗く様に見つめて)
…何もそこまで無理はしなくていいんだぞ?俺はいつでもお前のことを待っている。(月が見える時に会おうと言い出したのは己のほう、そうでなくては毎日会って相手に迷惑を掛けるという気持ちから相手を気遣うような言い方をして「…あぁ、こんなことなら酒でも持ってくればよかったな。」ゆるりと穏やかな微笑みを口元に浮かべながら夜空に煌々と輝く満月を眺めていて)
いつまでも待たせるのは俺が会いたくなるのが我慢できなくなるので。
(冗談なのか冗談じゃないのか分からない事を口にすると、もし暫く会えなくなるとと考えると先程まで浮かべていた笑がスッと消えると「月夜に酒…今度、満月の日に酒を持ってきましょう。」いつ満月かも分からないくせに約束をするように言うと小指を立て相手の方へ差し出し)
おいおい、本気にするようなことを簡単に言うな。
(冗談か本音か分らないことを言う相手にぽんぽんと宥めるように頭を撫でて、この感触もいつまで味わえるのかという不安がよぎると胸がチクリと痛くなり、その感情にみてみぬふりをする抱いたら迷惑な感情だとわかっているから「それじゃ、俺はつまみでも持ってこよう。」といつになるか分らないっことなのにそれに縋りたいと一心から差し出された小指を己の小指で絡めとり指きりをし)
でも本当ですよ。月が見えるときに出来るだけ会いたいので。
(信じてくれるかどうかは別として冗談ではない事を伝えると、相手に頭を撫でてもらい気持ちが良くなると少しの間目を閉じ何時かは毎日隣でいれる日が来るのだろうかと考え「約束ですよ、これでもっと紫炎と仲良くなれるような気がします。」と指切りされた小指をまだ離さずに言い切ると何時までも絡めているのは困るだろうと小指を離し)
ふっ、そんなことを言うと期待するぞ?
(冗談ではないことが伝わりゆるり口元に弧を描きどこか不敵な表情でそういい、しばらく相手の頭を撫でていたがいつまでもそういうわけにもいかずにそっと名残惜しそうに相手の頭から手をどけて「あぁ、約束だ。」指きりが終われば離さなくてはいけないのにしばらく繋いだままでいたが小指が相手のほうから離されて行き場のない手が宙を切るがすぐに何事もなかったように元に戻し)
期待してても良いですよ。紫炎はいつまでも待ってて寂しいとか会いたいとか思わないんですか?
(頭を撫でられるのが終り離れたのを感じると目を開け、少し前に相手が言った言葉を思い出すと疑問に思ったのか尋ね、何事もなかったかのように元に戻す相手の手元を見た後自分の手元を見ると少し手に寂しさを感じたのか相手の方へ近づけ軽く手の甲に乗せると様子を見るわけでもなく夜空を見上げ)
…まぁ、多少は思うだろうなぁ。やはり待ち人は早く来てくれたほうがいい。
(相手の問いかけに己の正直な気持ちを素直にいう。決して知られてはいけない、叶えたいと願ってははいけないと己の感情を否定しながらも少しでも相手と距離を近づけるのならばそう考えていると相手が己の手の甲へ重ねるようにそっと乗せられると振りほどこうとはせずにこちらも同じようにただ黙って夜空を見上げていて)
そうですか、早く来れば長く一緒にそばにいれるので早く行きますが。(月が出る時間のあいだだけと言う短い時間に出来るだけ相手の近くでと思いながら言うと口元だで微かに微笑むと、載せている手を振り解こうとしない相手に何処か安心すると「…一緒にいれる日が何時か来ると良いですね。」と独り言のように相手に言うと何事も無いように空を見上げ続けて)
…あまり無理をするな、早く来ようとする気持ちは嬉しいが自分の体のことを大切にしろ。(逢瀬の時間は月が出ている間、そのほうが人目を忍んで会いやすいためこちらから申し出たことなのだが最近はそれでは物足りないと欲が顔を出しつつありそれを押さえ込むように相手の体調を気遣う発言をし「…あぁ。」相手の独り言に小さく相槌を打つ、妖怪と人間の間に出来た溝は深くまだそんなことは夢のまた夢なのだがいつか叶うことを信じてこの時が続けばいいと柄にもなく心の中で月へと祈り)
ありがとうございます。でも、無理してるなら今頃ここに来てませんよ。
(自分の体調を心配してくれた事が嬉しかったのか自然と礼を言うと、なにかが面白かったと謂うわけでも無くないものの少し笑い出せばすぐにあさまり「叶わないならずっと夜でも良いのですが。」と本当になる事は無く本当になればこまることを言い出すと、無意識に乗せていた手で自分の下にある相手の手を握り)
そうだな、だが油断は禁物だ。
(自分のせいで相手に迷惑をかけるなんてことは言語道断で忠告しつつも口元はいつものように弧を描き笑みを浮かべていて「それはとても魅力的だが、実際に叶ってしまったら大問題だな。」ずっと夜なんて現実的にありえないことで実際なってしまえば問題が起こることは目に見えている、そして相手が己の手を握ってきたので少しの間でも相手の温もりを感じるようにと握り返し)
わかってますよ、紫炎も油断はできないですよ。人間とあまり変わらないのだから。
(自分の事を気にかけてくれる事は嬉しい事なのだが、見た目は違うもほとんどは人間と同じ相手の事が心配になったのか心配そうな顔になりながら伝え「実際にはありえないですからね。」と言いながらも夜だけではなく他にに会える時はないのかと考えていると握り返してきたのが分かると嬉しくなりさらに表情が緩み)
分っている、だが自分の身は自分で守れるから心配するな、
(こちらとしても心配してくれることはありがたいが相手よりも随分と長い間生きているためそれなりの修羅場は幾度となく越えてきたため自分のみを守れるくらいの力はあると心配をかけさせないようにいい「…あぁ、他に会える時というと俺が人間に化けるってのはどうだ?」化かすのは狐の十八番でありかくいう己もそういう力は備わっており今では老若男女ありとあらゆる姿に化けることも可能である)
人よりずっと長生きしている、それにしっかりしているのであまり心配はいらないのかもしれないですね。
(自分よりも長生きしている相手の言葉にはどこか説得力があり納得し安心した表情で言うと浅めに何度か頷き「そんな事良いのですか?」もし相手が化けているのがいいバレたらどうなるのか、捕まってしまうとどうしてしまうのかと色んな心配事が出てきてしまうと不安げに相手を見て尋ねて)
そういうことだ、妖怪の寿命は人間より遥かに長いからな。
(それゆえ今の自分の年齢がいったい幾つなのかもう数えるのが面倒くさいため正確には覚えていないようで「大丈夫さ、それにこうでもしないと堂々と会えないだろう?」確かに今会うときに比べてリスクは高いかもしれないが少しでも相手の望みを叶えることが出来るのならと自分の危険よりも相手の幸せを優先し)
何だか羨ましいですね。人間は妖怪より短いので。(数えるのがめんどくさくなる様になるまで生きれるはずの無い自分からすれば羨ましいのか羨ましそうな笑みを浮かべ「そうですね、なら家に来てみてはどうですか?今は誰もいないので。」自分のことを思って言ってくれたと思えば嬉さしか無いのだが、人間になったところで住む場所がないと思えば相手を自分の家へ誘うように尋ね)
それは羨ましがっても変わりようのないと思うが?(確かに妖怪は人間に比べて寿命は短いが命が落とせばそれまでなのは変わりない。「…そうだな、いちいち棲み家に戻って往復するのは面倒臭い。」住む所を提案されて一日の終わりにいちいち妖怪としての棲み家に戻るのは面倒くさいので賛同するようにこくりと小さく頷いてみせて)
分かってますよ、でも少しでも長く生きたいので。
(特別な意味は無く単純に思った事を言い出し「なら、今日からどうです?」無茶な事かもしれないと思いつつ、もしかしたら大丈夫かもと言う可能性も考えるとスッと立ち上がりながら言えば相手の手を取り、早く立たせるかのように軽く引っ張り)
トピック検索 |