でもお前だって、主のことしか見えてないんじゃないの。( 結局何を言おうと彼が一番愛しているのは主なのだろう、と目伏せ溜め息吐いて。前の主や誰にしても己を一番愛してくれる人などいないのか、と寂しさと共に彼の腕の温もりに浸って )