irreplaceable【非募】

……(じっと見つめ)
苦痛は感じることはないと思う

…貴方が嫌なことはしない…

ならこれからもお前を好きでいる。(見つめては再度唇重ね)

そうしてくれ。エレンが話したいだろうとかくっつけられるのも同じように困る。

……(口付け受け舌を入れ)
わかった…もう言わない…

ん…(侵入してきたそれを捕えては絡め)

仮にだ、もし仮にエレンがお前のように俺を想ってくれたとして、俺は奴をお前のように愛せない。そういう感情が起こらない。お前だからだという事を忘れるな。

……(強く抱きしめながら口付けに夢中になり)

……はい

(抱き締めたまま溢れる想いを注ぎ、求めるような口づけを与え続けてはいとおしそうに髪に指を通し)

…いい子だ。(愛しげに見つめては頭を撫で)
仕事してくる。休憩がとれたらまた覗く。お前も頑張れ。

…(唇を離し黙って見つめ)

…行ってらっしゃい…

昼休み
飼い主様はお仕事中ですか？
貴方のミケは明日お休みを頂く事にしました
だから今日は休憩時間が少な目です

いつも引っ掻いたりニャーニャー叫んですみません
すみませんと言いつつミケはまた飼い主様を困らせると思います
飼い主様でなければミケはとっくにノラになりグレてワルに入りヤンキーになっていたでしょう
ありがとうございます

では仕事に戻ります

飼い主様へ
ミケより

うちの猫は意地っ張りで強がりで気紛れで寂しがりで…少々扱いにくい。だが、俺にとってはとても愛しい。時々甘えてくれるのが嬉しいし可愛いと思う。もっと甘えて欲しいと思ってる。どうすりゃ素直に甘えてくれるんだろうな。

今日もお疲れ。気を付けて帰れよ。

お疲れ様です
お先に帰宅して、お待ちしてますね…

一緒に帰りてえ。

そうですね…
そしたら夕飯も一緒に食べたいですね
カボチャのサラダと鯵の塩焼きになめこのお味噌汁、今夜のメニューです

豪華だな。まともな飯を食ってねえ気がする。お前となら飯も楽しく食えるだろうな。…想像したらあの部屋に帰るのが寂しくなるじゃねえか。

豪華なんですか？地味ですよ、色合いは
ちゃんと食事してくださいね
……待ってますから

俺にとっちゃ十分豪華だ。お前の手料理というだけで価値があるからな。

……私は名の無い料理というものに興味がありますが
いつか食べてみたいです

適当に炒めるくらいしか出来ねえよ、俺は。お前と飯食った後にくっつけたら…とかついつい考えちまうな。

休憩は終わったが、ミーティングまで少し時間があるから可能な限り返す。突然落ちたらすまん。