あんみつ

…またオメカシ？（風呂上がりの濡れた髪を大雑把に拭きながら、背を丸めて爪に色を載せる同室の相手のすっかり見慣れてしまったその光景に軽く眉を寄せて不機嫌を滲ませた声掛け）

（／はい、思うことがありましたら遠慮なくどうぞ！初回こんな感じでよろしいでしょうか。）

...今日の出陣で剥げちゃったから。..ていうか髪くらいちゃんと拭きなよ、だから次の日あんな寝癖でボサボサになるんじゃないの。( 如何にも機嫌悪そうで乱雑な様子に眉潜めそれに反抗するかのように手入れ指摘して。塗り終わったのかかちゃんと道具置けば己の爪の出来眺め )

僕は別に、可愛いなんて言葉を掛けてもらいたいわけでも、今の主に気に入られたいわけでもないから。刀が振れるなら何でもいいよ（満足気に爪を眺める相手に更に眉間の皺を増やすと鬱陶しそうに髪をかき肩に掛けただけの揺れる浅葱色に視線を落とすとポツリと静かにそうこぼし）

お前、此処来てからなんかずっとその調子だよな。…今の主にもあの人みたいに誠を尽くしたらどうなの？( 本丸に彼がやってきてからというもの、ずっと様子を見てきたが無愛想で苛立ってばかりの彼に見兼ねたのか歩み寄りとんとんと羽織指でつつけば )

突然こんな姿で呼び出されて、突然よく知りもしない相手を主だなんて普通呼べないと思うけど。大体、それを、僕をそばで見てきたお前が言うの（沖田への憧れや敬愛と言った類の気持ちを1番よく知っているはずの相手にそう指摘されてしまえば頭に血が上るのを感じつつ出来るだけの冷静を装って羽織に触れる手を払い）

お前も子供じゃないんだからいつまでもそんなこと言うのやめろよ。くだらないこと言ってないで、もう寝るぞ。( この状態の彼には何を言っても無駄であると判断したのかため息一つついて布団の上へと移動して。無論彼の言っていることも理解はできるがこの場でそんなことを言っていても仕方が無い、と己なりに割り切って )

…下らないってなに。ねえ、加州清光。お前にとって沖田くんとの思い出は、下らないの一言で済ませられるものなの（顔をあげ目を合わせると思わず詰め寄って強く肩を掴み早口でまくし立て言うも、すぐにハッとしたように力を緩めれば「…ごめん」と小さく謝り）

思い出は綺麗なままとっておきたいの。...でもお前見てるとどうしてもあの人の事思い出す。その羽織も、容姿も。( 物凄い勢いの剣幕に驚き目を開くも諭すようにぽんと肩に手置き。目の前の彼が前の大切な主と錯覚してしまったのかするりと手伸ばし抱きしめて )

…沖田くんを思い出すのは、つらい？かなしい？僕は、沖田くんを置いて行くのも、過去に縋って格好悪く立ち止まったままお前に置いて行かれるのも、とてもこわいよ（背に腕を回すことはないままそれでも相手の肩に遠慮がちに額乗せると弱々しく震える声で呟いて）

…大丈夫俺はお前を置いていかない。お前の傍にいてやるし夜はこうやって抱きしめてやるから。( 初めて聞いた彼にを放っておくことはできず、そんな彼を救ってやれる方法すら見つけられない自分に苛立ちながらも咄嗟に言葉紡ぎ )

信じてもいいの。…僕より先に情けなく破壊されたりなんかしたら、思いっきり笑ってやるんだから（相手の言葉に少し肩の力抜けば未だに不安気な表情向けつつ頬に手を伸ばし「さっきの話。お前だってあの人に似ているんだよ」とゆっくりと慈しむように撫で）

…お前、あの人に会いた過ぎておかしくなったんじゃないの？大丈夫？( 耳を疑うような言葉に目見開いて。肩掴み引きはがし具合でも悪いのかとあちこち触れながら確かめつつ心配そうに首傾げ )

ばか。やっぱり気づいていないんだ、戦場に出た時の顔とか、立ち振る舞いだとか、僕が悔しくなってしまうくらい（ぱちんと軽く両頬を手のひらで叩きそういえばこの鼻腔をくすぐる匂いも似ているなと心の中で思い）

痛、…そんなん考えてみたこともなかったけど。お前みたいにその羽織が似合うわけでもないしね。…もう寝ないと明日に響くよ。( ふっと溜息吐いて手すり抜けると敷かれた布団の上に寝転がり。控えめに忠告した後戸の隙間から漏れる月の光ぼんやり眺め )

（／お久し振りです。リアルでの仕事の方が忙しくなってしまい、こんな長い時間来れず仕舞いですみません＞_＜まだいらっしゃいますでしょうか..？）

（／上げておきますね。）

(/お返事遅れてしまって申し訳ないです、こちらも現在忙しい状況でレス遅れ気味になりますがそれでも良ければ…!)

（／此方こそ一言も無しに申し訳ないです。そちらのペースで全く問題ありませんので、レス返信させていただきますね＾_＾と思ったのですが、時間もあいてしまったので場面変換で新しく始めた方がやりやすいでしょうか？）

(/ありがとうございます…！ではそうしていただいて宜しいでしょうか？)

（／了解致しました！初回を決める際に出たふたりで遠征のシチュエーションお借りしますね、時間枠は次の日で問題ないかと思います。急な場面変換ですが着いて来て下さると嬉しいです。それでは改めてよろしくお願いします）

あのひとも人使いが荒いよね。僕らふたりだけで遠征だなんてさ（長い時間歩き続けていてもこれまで止めることのなかった足をふと止め、後ろを着いてくる相手に向き直ると同意を求めるように言葉掛け）