暇なんです。(BL/ML)

…シュークリームって何で出来てんの？なに粉？
( 悩んでくれることを嬉しく思いつつ、ふと思ったことを口にして

薄力粉でできてるんだよ。
( 相手の問いに答えれば「 粉とクリームあればなんとかなるんだけど。」と呟き

へぇ、シュークリームも薄力粉で出来んのか…。
( ﾎﾞｿﾘと呟き、「薄力粉はあるよ。あると便利だから。」と便利だとか言っておきながら開けていない薄力粉があることを思い出し。

こんばんは。
( なんとなく挨拶だけすれば「 あるならシュークリーム作ってあげようか？」と自信満々な笑み浮かべながら述べて

おぉ、こんばんは。
( 少し驚いたような反応をしながら挨拶を返し、作ってあげようかと言う相手に「まじで!?メシアが作ったシュークリーム食いたい!」と目を輝かせながら述べて

すぐに返せるか分かんないけど募集あげｰ!

今起きたんだけど、お邪魔していいかな？
( 寝癖のそのままにしながらこえかけて

おぉ、おそよー。勿論いいよ。
( へらりと笑いかけると寝癖を見て頬を緩ませ。緩くなる口許を手で隠しながら「寝癖ついてるよ。
」と教えて

ありがとね。
( 笑み浮かべながらお礼言い寝癖ついてると言われれば慌てて髪触り「 恥ずかしい所見せちゃったな - 。」といいながら頬掻いて

ん。えっと､メシアだよね…？違う人？
( 笑って頷き、恐る恐る首を傾げて。慌てて髪を触った相手に「だいじょｰぶ。可愛かったよ。」とふふ、と笑いながら述べて

名前の表示間違えてた。ごめんね、
( 申し訳なさそうに頭ぺこっとさげて謝り「 可愛いは禁句だよ。」苦笑いしながら神手櫛で整えて

あぁ､良かった。大丈夫。
( 安心したようにホッとして笑い、「そうなの？」とおかしそうに笑いながら首傾げ

お詫びにシュークリーム作ろうか。
( にっこり笑いながら上記述べて「 そうなの。」と肯定し。

まじで？やったね!
( 嬉しそうに喜び、「えｰ…。普段は格好いいけどたまに可愛い､でも駄目？」と残念そうにするも閃いたように尋ね

あははっ。子供みたいだ、
( 喜んでるのが子供っぽかったためくすくす笑いながら述べて「 … まぁ、いいよ。」相手の表情みれば諦めて

ぅ…甘いものとか好きなんだよ。
( 気恥ずかしさから視線をそらすと少し頬を赤らめて言い。いいよという相手に「よし。俺の勝ち。」と得意気に笑って

そうなんだ。可愛い、
( 言われたやり返しに可愛いと笑いながらいい勝手に色々使ってもいいかな？と付け足して。「 俺の負けだよ。」といい

ちょ、言われたからって言い返さなくていいし…。
( 可愛いという言葉に苦笑し、「ん。俺じゃ使いこなせないし使ってあげて。」と笑いかけて

ほんとに可愛かったんだよ。
( くすくす笑いながらいい「 了解。」とだけ言うとキッチンに向かえば材料みて

んｰ…ありがとう､でいいのか…？
( 腑に落ちない様子で首を傾げ、キッチンにたった相手を目で追って

いいと思うよ?
( くすくす笑いながら述べれば「 うん。なんとか作れそうだね。」と言えば腕まくりして薄力粉などの材料混ぜはじめて。

じゃあいいのかな…。
( 呟きながら内心疑問のままで、「お、良かった。」と言いながら作り始めた姿を見つめ、近づいて

彪斗くんはカスタード食べれるかな？
( 生地の元を作れば相手が大丈夫だったかと不安になったため上記尋ねて

食える。変な生クリームより好き。
( 手持ちぶさたなため動かしている手元を覗き込みながら答え

そっか。
( ほっとすればカスタードつくるために計量カップで測っていれば相手が覗き込んでくるため丁度いいなと思い「 混ぜるの手伝ってくれないかな？」と頼んでみて

お､おぉ…うん。
( 頼まれると嬉しさと緊張からどもりながらも頷き、「普通にかき混ぜればいいんだよな?」と不安そうに尋ね

うん。普通に混ぜてくれればいいよ。
( くすくす笑いながら言えばシュークリームの生地を作るためにオーブンに入れて焼き

おっけｰ。
( こくりと頷くと慣れない作業だが楽しそうに混ぜ、「カスタードって家で作れんだな。」と笑って

まぁ、材料は多かったりするけどね。
( と答えながらしばらく置いとこうと思いオーブンから離れて相手の様子眺めて

へぇ…。やっぱ菓子作り大変だな…。
( 混ぜながら改めて思ったことを呟き、見られてることに気づくとそちらを見て「…なんか違った？」とやり方に問題があるのかと不安になって首を傾げ

ははっ確かにそうかもね。
( 相手の言葉聞けば笑いながら述べて「 いや、間違ってないよ？… ただ、人と作る方が楽しいと思ってね。」と頬緩めながら述べて

だろ？
( へらっと笑い、間違っていないと言われるとホッとして、「良かった…俺 邪魔になってるかと思った。」と苦笑いを浮かべ

全然助かってるよ。
( にこっと笑いながら述べて生地が焼きあがったためオーブンからだしカスタード入れるために袋出せば「 それぐらいでいいよ。ありがとね、」と相手にいい

そっか。
( 嬉しそうにはにかみ、手を止めて少しずれ、焼き上がった生地を見ると「おぉ…ちゃんと膨らんでる!いい匂い。」と膨らんでることに感動しながらキッチンに広がってる焼けたにおいを嗅いで笑って

あとカスタード入れるだけだよ。
( 相手の行動みればくすりと頬緩めながら述べて袋にカスタードいれ端を切ってから生地に少し穴あけて中にいれ

美味そう。
( 目の前で出来上がっていくシュークリームに感動しながら頬を緩ませて呟き

はい。出来たよ。
( シュークリームにカスタードいれ終わればお皿に乗せて相手に渡し

あんがとｰ。
( 受け取ると嬉しそうにへらりと笑ってﾃｰﾌﾞﾙにまで持っていき､座ってから「いただきます。」と言って一口かぶり付いて

どうぞ。
( にこっと笑いながら言えばどう？と尋ねて

ん…吃驚するぐらい美味い、
( 味を聞かれると顔をあげ､相手を見ながら微笑んで述べ

よかったよ。
( ほっとした表情しながら述べれば自身も食べて

今まで食べた中で一番。
( ふふ、と笑ってまた食べ、相手が食べたのを見ると「美味しいっしょ？」と首を傾げて

そりゃ嬉しいな。
( 嬉しそうに笑いながら食べていると「 うん。美味しい、」とのべて

だろ？...よくよく考えたら俺の方が年上なんだよなぁ...。
( 何故か得意気に笑いながら述べ、最後の一口を口にいれ、手についたクリームを舐めとると思い出したように呟いて

そういえばそうだったね。
( 今更のように思い出せば年上に見えなかったと呟き

...やっぱそんな感じしないよなぁ。
( 認めつつも少なからずショックを受けたように呟き、とりあえず「ご馳走さまでした。」と手を合わせて言い

まぁ、そのお陰で話しやすいんだけどね。
( とフォローしつつ思ったこといいながらお粗末様といってシュークリームが余ったため一応冷蔵庫いれさせてもらい

あｰ…。ならいいのか…？
( フォローの言葉にあはは、と笑いながら小首を傾げ、冷蔵庫にしまってくれると「ありがとう。」とお礼を言い

いいんだよ。
( 笑み浮かべながら述べて「 お礼言われることしてないから。」と慌てていい

んｰ...メシアがいいならいっかな。
( へらっと笑って返し、「いやいや、作ってくれたし しまってくれたしお礼しか言うことないよ。」と慌てる相手に少し笑って

そう？
( 小首傾ければどういたしましてといいながら笑み浮かへて