▲▽　＿＿　Doubt　＿＿　▽▲　 　/bl/

▲▽　閲覧多大感謝！　▽▲



・story

ﾀﾞｳﾄ、というﾄﾗﾝﾌﾟｹﾞｰﾑを御存じだろうか。
最低人数二人の、複数人でﾌﾟﾚｲするﾄﾗﾝﾌﾟｹﾞｰﾑである。

ﾙｰﾙは至って簡単。
複数人のﾌﾟﾚｲﾔｰの中で順番を決め、その順番通りに「ｴｰｽ」から「ｷﾝｸﾞ」までの、ｼﾞｮｰｶｰを抜いたﾄﾗﾝﾌﾟを場に出す、というもの。
最も早く手札が無くなったﾌﾟﾚｲﾔｰが勝ちとなる。

そして、ここからがこのｹﾞｰﾑの醍醐味、「ﾀﾞｳﾄ」というｺｰﾙをすることだ。
「ﾀﾞｳﾄ」というのは「疑う、信用しない」という意味である。
このｺｰﾙを何処で使うのかというと、「自分以外のﾌﾟﾚｲﾔｰが、順番に合っていないｶｰﾄﾞを出したと思ったとき」。

例えば貴方が10のｶｰﾄﾞを出すとしよう。
しかし手元には10のｶｰﾄﾞが無い…。そういうときは「嘘」をつき、10でないｶｰﾄﾞを出す。
その嘘が見破られ、他のﾌﾟﾚｲﾔｰに「ﾀﾞｳﾄ」とｺｰﾙを掛けられたら、貴方はその場に出されていたｶｰﾄﾞ全てを回収しなくてはならない。
ということは逆に、嘘が見破られなかったら貴方はそのまま涼しい顔をしてｹﾞｰﾑを続けることが出来るのだ。

成功したら天国、失敗したなら地獄。
互いに互いを疑いあい、模索しあい、観察しあい、疑心暗鬼になりながらﾌﾟﾚｲするﾄﾗﾝﾌﾟｹﾞｰﾑ。
それがこの「ﾀﾞｳﾄ」である。




某県某市では、「ﾀﾞｳﾄ」の県大会が行われていた。
沢山の者が参加した地区大会、更にそこを登ってきた猛者たち。
しかし、そんな猛者でさえも呆気なく負かしていく人物が居た。

彼の名は「ﾋﾟｴﾛ」。その名の通り、ﾃｨｱﾄﾞﾛｯﾌﾟのﾌｪｲｽﾍﾟｲﾝﾄを施し、道化師の格好をしている。
彼は地区大会から県大会まで一度も負けることはなく勝ち上がり、県大会で優勝した。

彼は不敗と呼ばれた。伝説と呼ばれた。
あまりの強さに精密機械なのではないかと囁かれた程だった。


ﾋﾟｴﾛは全国大会に出場し、例の如く決勝戦まで楽々と上り詰めた。
決勝の相手もきっとすぐに倒せるのだろうと思っていた。

しかし。

対戦相手の内二人は確かに負かせられるﾚﾍﾞﾙだったものの、もう一人は違った。
ﾋﾟｴﾛが思い付かないような戦略で、見る見る内に手札を減らしていく。
ﾋﾟｴﾛは思った。

「勝てない」と。







「　＿＿ﾀﾞｳﾄ。　」








実況者がわざとらしい大声で叫ぶ。

「ﾀﾞｳﾄ全国大会、優勝者は……、なんとあの不敗と呼ばれるﾋﾟｴﾛをも倒した彼!!"＿＿"だああ!!!」


観客席が有り得ない程に盛り上がった。
そのときﾋﾟｴﾛは初めて、敗北を知った。



(　!　)ﾚｽ禁

・rule

荒らしさん御断り。
bl。
上級者優遇。
ﾛﾙ30-上限なし。
置きﾚｽ寛大(主は一日に一ﾚｽ程度)。
"ﾋﾟｴﾛを負かした彼"を募集。
多少の美化設定ｱﾘ。
此方半角愛用者。





・ﾌﾟﾛﾌ書き方

名前　/　本名&「ｹﾞｰﾑﾈｰﾑ」(以下GN)
GN由来　/
年齢　/　16-18
身長　/
性格　/　ひきこもりｸﾝですので、そこを踏まえて頂けたら。
容姿　/　〃
備考　/　ひきこもりがどうして全国大会に出る気になったのか。あとは自由。重い過去ｱﾘ。

ﾛﾙﾃ　/




・うそつきぴえろ。

名前　/　伊佐崎 祐嗣＿＿ｲｻｻﾞｷ ﾕｰｼ＿＿　　「ﾋﾟｴﾛ」
GN由来　/　元から嘘をつき他人を困らせるのが好きで、道化師という存在が自分の中で特別なものであったから。
年齢　/　18y
身長　/　173cm
性格　/　ふらふらへらへらしていて掴み所がなく自由人な上、虚言癖をもっている。いつでもにこにこと作り物のような笑みを浮かべていて余裕ぶっている。焦りなどを他人に見せるのが恥だと思っているので、余程のことが無い限りﾋﾟﾝﾁに陥ってもへらへら。
容姿　/　普段は私服学校なためにﾗﾌな私服。ｻﾙｴﾙﾊﾟﾝﾂを好んで履く。髪は薄い茶色に染めていて毛先に近付くにつれ焦げ茶になる。地区大会、全国大会出場時は右頬にﾃｨｱﾄﾞﾛｯﾌﾟのﾌｪｲｽﾍﾟｲﾝﾄを施し、道化師の服に身を包む。やはりこのときもふらふらへらへらにこにこ←
備考　/　幼い頃から嘘をつくのが好きで、親や兄弟からも毛嫌いされてきた。当然友達なんてできるはずもなく常に一人。幾度か異性の者と付き合ったことはあるものの、虚言癖を煙たがられて長く続いた試しがない。「自分の嘘は誰にも見破ることは出来ない」と思い込むと同時に、「周りの奴等が自分の嘘を見破って本当の自分を知らない」ことに大きな落胆を感じている。故に全国大会で負かされた貴方は、他の奴等とは違うと思い始める。



(　!　)ﾚｽ解

(/参加希望したいのですが、主様はこういつキャラが好き！というのはありますか？

>匿名 ｻﾏ


(　/ありがとうございます-!!え-とですね、普段は気だるげでめんどくさがりなのにここぞ!と云うときにはきちんとやる、という感じが好みですﾊｲ!←　)

(/>3です！回答ありがとうございます！
こんな風に仕上がったのですが、最強設定にも程がないかと不安で不安で……不備があれば何なりとお申し付けください！


名前　/　羽衣 白__はごろも あき__
「リンドウ」
GN由来　/ 両親が好きだった花の名前。
年齢　/　16y
身長　/ 168cm
性格　/　常に目立たないように努力してきたため大人しく無表情。基本的にぼんやりとしていることが多いので、時々ドジを踏むことがある。人と対面したときに相手の感情の揺らぎを読み取ることに長けているが口下手。記憶力がとてもいいものの、運動が壊滅的。
容姿　/　中性的な顔立ちで垂れ目。日本人とは思えないほど白い肌。紫色の瞳を持つが普段はそれを隠すために黒のコンタクトを付けている。ハニーブラウンの髪を前は目に少しかかるほど、後ろは軽くまとめられるほど伸ばしている。肌も瞳も日光に弱く、外出時は確実に長袖。
備考　/　中学2年生の秋に母を亡くし、その母を心から愛していたため耐えきれなくなった父から虐待を受ける。その傷では学校にも行けず不登校になっていたが、父を支えるためだと思い続けて気を保っていた。その父も自分が中学3年生の夏に自殺し、現在は伯母夫婦に引き取られ高校に通っている。
トランプゲームは両親が好きだったので子供の頃からよくやっていた。伯母夫婦に引き取られ、社会復帰(？)の一歩として軽い気持ちで大会に参加した。

ﾛﾙﾃ　/
これこそダウトしたい……(手の中にあるのは優勝記念品で、目立つのが苦手な自分にはあまりにもそれが輝いてみえて目を伏せ。うっかりカラーコンタクトを忘れてしまい紫の瞳であたりを見回せば、誰にも見つからないようにと黒いコートのフードを目深に被り早足に駅へ向かおうと。その間、決勝戦で当たった道化師の強さを思い出し試合の流れを頭の中で反芻しながら、また戦いたいなぁ…なんて珍しく前向きなことを考え)

(　/わ-!ありがとうございます!!いえいえ、此方も最(?)強設定ですので…というか寧ろこのﾄﾋﾟは最強設定じゃないとですからねっ←　不備はありません!!あるはずがありません!!←素敵な息子さまにﾉｯｸｱｳﾄされそうなのですが何とか堪えて絡み文を投下致しま-す、!試合中からでお願いします。そちらのお好きなﾀｲﾐﾝｸﾞで勝っちゃって下さい!!←　)



＿＿3、
(　あり得ない、と何度思ったことだろうか。今対戦している内の二人は眼中に無いがもう一人の男＿＿「ﾘﾝﾄﾞｳ」というGNの男にちらりと目線を走らせ。あり得ない、とまた内心で繰り返しては、しかしその焦りを顔には出さないようにｶｰﾄﾞを場に出し。口に出した数字は「3」。ｶｰﾄﾞに記載されている数字も「3」。つまり相手がｺｰﾙをすれば相手が場にあるｶｰﾄﾞを全て回収することになる。言え、言え、言え、とにこにことした笑みを顔面に張り付けながら相手の表情をじっと見ていて。　)

……4、(場に出されたカードとそれを出したプレイヤーの顔を数回交互に見ると、嘘ではないと結論付けることにして。そもそも勝つためにこの大会に出たわけではないので緊張感もほとんどなく、表情を変えることなく「7」のカードを裏返してテーブルの上に置き。これで残り一枚となった手札のカードをひらひらと軽く揺らしては、ぼんやりと次にカードを出すプレイヤーのほうを見て。)


(/うちの愚息を気に入っていただけて嬉しいです…！主様の可愛らしくもかっこいい息子様に認めてもらえるように、圧倒的勝利()を目指させていただきますね！！←