どうかしら、っていってもほんの曲の一部でしかないのだけど、 (演奏を終えるとその時独特の爽快感を感じて、渋々ではあったけれどこの場で演奏できたことを嬉しく思い、そんな機会をくれた彼に感謝をするようにお辞儀をする。 彼も自分と同じピアニスト、少なからずどんな風に見えているかきくのが多少怖かったのか、自分の演奏のことを回りくどい言い方で彼に感想をきいて