主 2015-02-26 15:24:42 |
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>ジャックくん
(一人で生き延びていたこともありろくな睡眠も取れておらず気を失ってからは相手にされるがままで全く目を覚ます気配は無く、ベッドに下ろされてからも死んだように眠り続けていたが微かに身じろぐとゆっくりと瞼を開き長いまつ毛を震わせながら不安げに蒼い瞳を彷徨わせては、ベッドの上に寝かされている状況に気が付いては自分をウォーカーから救いここまで運んでくれたであろう青年を探すように少し離れた所へ視線をやると椅子に座る彼を見つけてはゆっくりと体を起こし)
あのっ…、お兄さんが助けてくれたんですよね?ありがとうございました、もしあの時お兄さんが来てくれなかったら僕…。あっ!でももう迷惑掛けられないし、直ぐ出ていくんで……、
(相手に向き直るとお礼の言葉と共に頭を下げてはにこっと微笑むが、ウォーカーに掴まれた腕に目を落とすと彼の助けが無かったら自分がどうなっていたかと想像し再び不安げな顔をしては呟く。その後直ぐに笑顔を見せては慌てたように告げるとベッドから立ち上がろうとするが食べ物に有り付けていなかった身体はまだ力が入らず床に足を着いたはいいけれどその場にぺたんと座り込んでしまい、当の本人は…え?と不思議そうに声を発し同時にぐうぅぅと鳴った腹の音に恥ずかしそうに頬を赤く染め)
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