良いよ、嶺は嫌じゃないんだよね。(軽く謝る相手にそう感じたのか目を伏せながら言うと「そっか。でも俺は良いと思うよ」と勉強する意味を無理に言おうとはしないで時間を気にしているわけでもなく時計を見ると、教室を出ようとドアに手を伸ばし)