天才型 × 努力型 ( 青春 / bl )募集

凄くないヨ､全然｡
(相手の点数を聞く様子は全く無く､それはきっと他人に興味がないからであり｡此方を向いた相手とばっちり目が合えば緩く口角を上げながら手を左右に振って､凄い､という言葉を否定し｡その後机の上に肘を乗せて指を軽く組んで目を伏せれば「こんなの､勉強しなくたって出来る､」と呟いて)

そっか。(無理に凄いと認めさせる気も無いのか納得したように頷くと、天才型の相手の言葉に同感出来なかったのか片眉をピクリと動かすと「勉強しないと後大変になると思うけど。」と正論かどうかはわからない事を言い)

(相手の放つ言葉にも微動だにせず､目を伏せていたが少しの沈黙のあとに片手で頬杖をついて相手へと視線を向ければまたもへらりと笑みを浮かべ「憐くんは､だから勉強してんの？」と緩く首を傾げながら問い掛けて)

何か俺平凡なの嫌でさ。(簡単に勉強をする様になったのを説明すると机に広げたままのテストプリントをファイルに直すと「 嶺も努力した方が良いと思う 」相手の事が心配なのかアドバイスを少し、その後に相手がもし努力したら自分も更に努力をしないとと考え出し)

…いいじゃん､平凡って｡
(平凡が嫌だ､という相手の気持ちは分かるはずもなく眉を寄せながら頭に疑問符を浮かべて｡努力をした方がいいと言われ､反論しようと思えばちょうどチャイムが鳴り響き席を立てば「余計なお世話｡」と素っ気なく言い返してバッグを手にして帰ろうとし)

そうかな？(平凡が良いとは思えず人差し指で頬を掻きながら納得いくような言い方はせず困ったような言い方をすると、チャイムの音に気付くと教科書をカバンに入れて帰る準備をすると「そう言うつもりで言ったんじゃないんだけど」と何か変な言い方をしたかと考えながら言うと席を立ち)

あぁ､でも嫌なもんは嫌だよね -
(困ったように頬を掻いている相手を見ては､やってしまったとばかりにへらり､と笑っては軽く謝って｡帰ろうとしているその背中に言葉を投げかければその場に立ち止まり小さく息を吐いて｡その後ゆっくりと振り返って「ごめんね､俺勉強する理由が分からないんだ」と言って)

良いよ、嶺は嫌じゃないんだよね。(軽く謝る相手にそう感じたのか目を伏せながら言うと「そっか。でも俺は良いと思うよ」と勉強する意味を無理に言おうとはしないで時間を気にしているわけでもなく時計を見ると、教室を出ようとドアに手を伸ばし)

俺は…そうだね､
(相手に目を伏せながらそう言われれば､その言葉を否定することはなく困ったように笑って｡相手もまた自分の言葉に反論することもなく教室を出て行こうとすれば引き留めることをせずに「ん､ありがと､それじゃあね」と言いながらひらひらと手を振って)

そうなんだ。(困ったように答える相手に申し訳なさそうにすると、手をヒラヒラさせるのが少し見えると「帰らないの？」と相手ならすぐに帰ると思っていたのか気になると途中で止まると首を傾げて尋ねると相手を待ち)

ん､?あー、帰る帰る｡
(そのまま帰るだろうと思っていた相手がなぜか自分のことを待っており､不思議そうに見るも断る理由が見つからず､机の中をガサゴソと漁っては､鞄に教科書等を詰め込んで相手の方へと向かい)

あ、一人で帰りたかったら言ってくれて良いよ。(不思議そうに見られた事を思い出すと、何も言っていない相手に何処か無愛想に言ってしまうも此方へ向かってくるのが分かると放っておいて帰るわけにもいかず結局は一緒に帰るつもりでいて)

ん､いやそんなことないよ
(相手の言葉にはどこか有無を言わせない威圧感が感じられ若干恐怖を感じながら上記のように言って｡相手の側まで歩を進めてはへらりと笑いながら「じゃあ､帰ろうか」と声を掛けて)

うん、帰ろう。(一言声掛けに答えると暫く黙って歩いていると、ふと何か疑問に思った事があったのか相手の方を少し見ると「…俺気になったんだけど何で、嶺は平凡が良いの？」と聞いてみては相手から目線を窓の方へ変えると答えを待ち)

うーん､…期待されないから､かな｡
(相手の視線に気づき其方に視線を向けては､その問い掛けに顎に手を当てて考えるような素振りを見せるも既に答えは決まっていて｡鞄を肩に掛けて､ぼんやりと天井を見つめてはゆっくりと言葉を紡いでいき)

期待されるのやっぱり嫌なんだ。(分かっていたのか羨ましそうには言わずに納得したように言うも、表情は何処か寂しそうかつ羨ましそうな表情を浮かべれば「でも、期待されるのって良いと思うよ。」と付け足して言うと足元へ目線を移し)

うーん､そうかなぁ
(天井を向いているため相手の羨ましげな表情に気づくことはなく苦笑いを浮かべながらそう答えて｡その後相手へと視線を向ければ「憐くんはそのために勉強してんの？」と緩く首を傾げながら問い掛けて)

俺？そうだね、少しは期待して欲しいから。(大きな期待をされる事には自信が無いのか遠慮気味な答えを言うと人差し指で頬を軽く掻くと「勉強してても嶺に近づけないし。」とテスト点を思い出すと相手の顔を見ると困ったような顔で笑っみせて)

憐くんも期待されてると思うけどねぇ
(他人の点数に興味を持たないものの､2番の相手の点数は時折耳に入っており2番の相手が期待されないわけはないというように言葉を発して｡困ったような表情でそう言われれば「そんな顔しないでよ」と此方も表情を曇らせて)

そうかな？自分じゃ分からない。(周りの耳に入ってくる事など知らない為かハッキリとは認めずに肩を竦めると、それ程意識している訳ではなかったのか「ごめん、今の顔は無かった事にしててよ。」と申し訳なさそうに謝り)