【年の差なんて関係ないっ！】

マジ？…それじゃ俺頑張る！赤点無しの一教科を満点な！分野はどれでも良いんだよな、一教科なら何とか自信あるっ！（デート、という単語に頬緩めてはにんまりと微笑み。拳握っては意気込み「見てろよー、俺の実力！」親指ぐっと出せばﾆｯと笑って）

うん、頑張ってね
（相手がやる気になったのをみて嬉しく思い、駄目押しで相手と唇を重ねてキスして）

おう！（キスされると思っていなかったので驚くも素直に受け入れては唇離し「これからはしばらくチューもハグもお預け！これをご褒美に頑張るから。欲求不満で倒れんなよ？京子さん」名残惜しいがこれくらいしないと自分の中で頑張れない気がしたので宣言して）

テスト終わった時、あなたの方が爆発しそうで怖いんだけど？
（自分は特に問題ないけど相手の我慢が爆発して襲われるのが怖いなぁと思って心配になって）

…それは…無いとは言い切れねぇな、確かに。で、でも大丈夫だと思うぜ？理性はちゃんと制御出来るし（相手のいう言葉は最もだと頷くも己の信念を貫く為安心するよう促し。「取りあえずそういう事だし、俺今日は帰るわ。勉強しねぇとだし」早口でそう告げると鞄持ちそそくさと家から出れば真っ直ぐ家へと帰り）

あ、もう帰るの？
（相手が帰る支度をするのを見て寂しそうな顔をさせながら玄関から見送って）

……（家に着くとただいまもまともに言わず己の部屋に行き机に勉強道具を広げ腕捲りすると頬を軽く叩き気合いを入れ黙々とシャーペンを動かしていて）

勉強頑張ってね！！デート楽しみにしてるから！！
（相手がいなくなって寂しくなりスマホを取り出せば相手にメールを送って）

…あれ、メール来てたのか。（相手からメールを受けたことに気づかず夜まで携帯開かなかったが息抜きにお風呂入ろうとしたとき携帯が目に入り開くと彼女からのメールで。すぐに見れなかったことを反省すればお風呂上がりに返信しようと一回閉じればそのままお風呂に向かって）

（/遅くなりました！）

うぅ、まだ返信が来ない
(相手の返信が来ないので寂しくなりながらも1人酒して)

(いえいえ、気にしないでください、私も夜にお返事書きます)

…あー…眠っ（お風呂から上がるとメールを返すつもりだったがあまりの眠さにど忘れしてしまいベッドに倒れるように寝転がり重たい瞼が自然に降ろされ深い眠りについてしまい）

どうせ、私なんて好きじゃないんだ！！うえ～ん！！
（相手からの返信が無いまま布団に潜るとお酒を飲んでいたためか、涙腺も緩み涙で枕を濡らして）

…やっば！昨日メールするとか言っといて出来てねぇじゃん！（起きるなり何か忘れているなと思い出して携帯見るとうなだれて「怒ってっかなあ…京子さん」ベッドに倒れ込むと溜め息交じりに告げて）

・・・もうチョコレートあげない
（自宅で不満そうな顔をしながらチョコレート特集の雑誌を投げ捨てて）

…京子さーん、出てくれねぇかな（ばっ、と起き上がれば相手に電話を掛けて出るのを待ち）

・・・・・・もしもし
（ものすごく不機嫌な声で相手の電話に出て）

えっと…京子さん、昨日はごめん。（明らかに不機嫌だと感じ取れば気まずく言葉もぎこちないが素直に謝り「…気づいたら寝てました」敬語口調でそう述べて）

ふんっ！！もう知らない
（謝る相手の声を聴いてここまで素直だと逆に怒るに怒れないので理不尽に電話を切って）

えっ、ちょ…京子さん？！（突如、切れてしまった電話に向かって名前を呼ぶも時すでに遅し。溜め息つき電話切ると「あああっ！どうすんだよ！…京子さん」部屋の中で大きく叫べば小さく、かすれた声で名前呼び）

ぐすん・・どうやって仲直りしよう
（ようやく我に返り相手に謝り仲直りしたいと思いながらもどうしようか悩んでいて）