珍しく朝早いんだな。…そして誰が根暗だ、チビ。 (普段よりも数刻早く教室へと姿を見せた相手の姿に気が付き、視線を上げて一瞥するもすぐに手元の書物へと視線を戻す。しかし、明らかに自分を挑発する言葉をかけられると黙って聞き流すことができず。読んでいた書物を一旦閉じ、頬杖をつきながら相手の方へと気だるげな仕草で向き直ると、あえて相手が気にしている身長のことを言ってから、「そのうち僕の方が大きくなりそうだな」と付け加え)