社長 2015-01-27 17:18:54 |
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>>湯端さん
、っ? ──── !?
( そのまま何かを言う余裕もなく彼に引き寄せられてしまえば、ぶわりと顔を赤くさせながらも折角寝ている彼を起こさないように両手で口を押えて。寝惚けてる?誰かと間違えてる?と混乱した頭でぐるぐると色んなことを考えるも正解は見つからず、そのまま大人しく彼の抱き枕になりつつも恐る恐る彼の金の絹糸のような髪をそっと撫でては「 ……いつもお疲れ様です、良い子。 」と赤い頬はそのままに普段は(コミュ障なので)面と向かっては伝えることの出来ない感謝を心の中で告げて。 )
>>緑原さん
いえ、本来であれば私が払わなければいけないものなので…。
( 彼から請求書を受け取ればふるりと首を振って。そのまま警備員に挨拶をしながら建物内に入り、暫く歩けばとある一角にあるスタジオに入り「 おはようございます 」と挨拶を。既に装飾の終わった撮影ブースと、大仰なカメラ、それから大きなアンブレラのついたストロボが数台と十数人の大人。それぞれこちらに挨拶を返してくれながらもパッキリとした赤の口紅が印象的な美しい女の人…今回コラボ先のブランドの重役さんがこちらに歩いてくれば「 ちょっと待っててくださいね、 」と彼に告げて、普段の大人しい彼女とは裏腹にハキハキとなにやら問答を重ねているようで。 )
>>青沼さん
はい、お粗末さまでした。
( 彼が残してしまうのは想定内のことだったのか、特にショックを受ける様子やらは何も無くいつも通りのけろりとした表情で。残ったおかずの系統や先程彼が一瞬食べるのを躊躇した海苔巻きなどを細やかにメモをしては、たしかにこうして直接ご飯を一緒にした方が何を食べるのに躊躇したかとかが見えて分かりやすいのね、なんて改めて思えば「 …青沼さん、うどんとごはんならどちらのが食べやすいですか? 」と彼に向き直った途端彼の瞳に滲む涙にぎょっと瞳を丸くさせてはあわあわと慌てながら「 あの、嗚呼ごめんなさい、多かったですよね、量……えっと、最初のうちは仕方ないですから、!」と白地に淡いロイヤルブルーのレースが装飾されたハンカチを彼に渡しながら先程までの真剣な表情はどこへやら、彼よりも余程碧唯の方が慌てて。 )
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