虎くん 2015-01-22 23:29:17 |
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>壱
冗談だ、お前も立派な大人の男だもんなァ?
(予想通りと言った相手の反応にくく、と喉を鳴らし微かに笑い声を部屋に響かせれば食指立て其方へ向けさせ。目を擦る指を離しては「…そうか?この目のせいで近寄りがたいとか言われちゃ叶わねェからな。サンキュ」と安心した様にホッと胸を撫で下ろし。)
>秋
随分ロマンチストだな、ワンコも惚れる訳だ。
(妙に自信溢れる発言を耳にするとやはり信頼しきっているのかと呆れ気味に微笑むものの、表情は何処か嬉しげで。己の様子を見て笑っている相手に視線を移すと更に恥じらいが押し寄せて来る様な感覚に襲われ「バッカ、親切っつーのはワンコとか幸成の事を言うんだよ。俺は別に優しいとかじゃねェの」と"優しい"なんて柄にもないと我ながら内心呟きつつ罰が悪そうにそっぽを向き。)
>香汰
…プッ、なんで其処でペンギンが出てくンだよ。犬とペンギンは別モンだろ?
(いかにもという発言と自信満々な態度に思わず珈琲を吹き出しそうになりながら笑いを零すと己も全く知らない意外な雑学に空かさずツッコミを入れ。どうやら温かい物が飲みたいらしくキッチンへと向かい姿を目で追いつつもマグカップをテーブルの上に置き椅子から立ち上がっては「ん、俺がやってやるからワンコは大人しく座っとけ」なんて意地悪っぽく述べるも相手の頭をわしゃわしゃと撫で。)
>幸成
__…なッ、お前なァ…。
(耳をぱたぱたと動かす仕草に不覚にも可愛いなんて思ってしまうと次に投げ掛けられた言葉に不意を突かれ微かに頰を染めつつ気の利いた返事が口から出て来ないのか伏し目がちに相手を見詰めれば「そういう事、他の奴には言うんじゃねェぞ」と食指を伸ばし彼の唇へとまるで口止めをするかの様にそれに触れ。細い指が己の顔へと伸びて来ると温もりが頰に伝わり、同じ様に相手の手の上へ自分も手を重ね「ンな事気にしてんじゃねーよ。もし俺が風邪拗らせたら幸成が看病してくれんだろ?」そんな冗談なのかそうでないのか分からない発言をすると心配するなと言いた気に口角を上げて見せ。)
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