嗚呼、分かってる。 (確かに致命傷ではないが恋人に怪我を負わせた挙げ句こんな所に放り込んでいたのだから放っておく筈もなく、怒りで頭の中が一杯らしく相手の言葉に小さく頷き。恐らく素早い移動は痛みを伴うであろう相手の体を抱き上げると、一先ず元来た道を引き返し) お前は本部に戻ってろ。