最強夫婦/非募

…俺が何かしそうな事？
(先程良いかけていた言葉の初めから考えててっきり自分への不満か何かだと思っていたが、相手が前もって注意すると言う事は危険を伴う事でもあるのだろうかと思案し。もし相手が誰か他人に何らかの手出しをされていたら、と最悪の展開が脳裏を過り眉を潜めて問い掛け)

しそう……っちゃ しそうだな
(苦々しく相手からの質問に頷き「俺のためになってもお前のためにはならないから行動は起こすな」と再度恋人に警告し、俺のためなら世界制服さえしてしまうであろう愛しい人外レベルの最強な自分恋人の顔にかかる前髪を払いのけながら約束するなら話すと告げ)

…そんなもんねェよ。お前のためになる事は全部俺のため。
(肯定の言葉に益々眉を寄せ相手の言葉に対し反論を述べるものの、何もしないと約束出来ないならば話さないとの事に暫し無言で視線を俯かせ。はっきり言って断言等出来ず、もし相手に手を出そう者が居たならば殺さない訳には行かない。ただ事実は確認してみなければ分からず渋々ながら小さく頷き)
…分かった。

(恋人の言葉にまさしくそれを言ってるんだと口を開きかけるが自分の身より恋人の身を1番にしたがるのお互い様で無言で胸板をまた殴りつけながら開きかけた口を閉じ、頷く相手を見てゆっくりと口を開き)
…お前が研究材料なんかになるのが嫌なんだよ 血でさえも他人なんかに触られたくない

…そうか。
(胸板を殴られると微かに眉を潜めるものの、相手の言葉に無言で耳を傾け。予想とは大きく掛け離れ相手の身に直接危険が起こった訳ではないと知るが、だからと言ってそんな事かと笑い飛ばす事等出来る筈も無く、当然その独占欲の滲む言葉を単純に喜んで受け取る事も出来ず。己からしてみれば相手の意思は何より優先すべきもので淡白な返答をするものの頭は恐ろしく速い速度で回転しており、実に様々な可能性と確立と相手の意思の間で激しく揺れ動きながら表情にこそ出さないものの頭の中は葛藤で沸騰しそうで)

おっ…おぅ
(言い切ったものの、どもりながら答え なんとも言えない恥ずかしさに相手の上から身体をどけて床に足をつけながら、変化も無い相手によかったと話した瞬間組織を破壊しにいく最悪のパターンも考えていたので、これでよかったと一息し)

…なぁ、
(暫く無言で考え込んでいたが、そもそも相手の意思に矛盾が生じているのだからどうしようも無く。研究材料になって欲しくない、とだけ言ってくれればどんなに楽だった事か。そう考えれば考える程無駄だと感じれば己の上から退けた相手の腕を引き、体を抱き寄せながら悩ましげ且つ甘えるような声で万が一組織を破壊した際の事を問い掛け)
壊したら怒るか…？

……はぁ！？
(恋人に引き寄せられ、身を任せながら相手からはっせられた言葉に思わず声を荒げ俺の話しをきいてなかったのかと1番危険視していた自体になりかけている事に慌てて「俺もお前もこの世界しか生きれないんだぞ！組織を破壊したらお前の居場所が無くなるだろうがっ！」と怒鳴りながら恋人の襟首を締め上げながら叫び

俺の居場所なんかどうでも良い。これから先もお前に我慢させてくのは耐えられねェ。
(この期に及んで自分の居場所の心配をするのだからこの恋人も大概呑気だと呆れる一方、口調は至って真剣で。居場所等要らない。寧ろ相手さえ生きていれば、相手の側に居られれば、守れれば、それがこれ以上無い自分の存在する意味であり居場所となり。襟首を締め上げられようが動じる事は一切無く真っ直ぐに相手を見つめ、相手がこれから先も自分により生じる感情を押し殺して生きていくのだと言う事実が受け止めきれず)

俺は…
(人を殺し過ぎた俺達がこんな呑気に暮らせる場所なんてここしか無く、自分のために全てを捨てようする恋人になんと言えばいいのか、問題は全て力で解決してきた自分には分かるわけもなく 俺はお前が幸せならなんて言っても堂々めぐりだろう せっかく組織のペットだった彼と普通の恋人の様になれたのにと自分の不甲斐なさに涙が頬を伝い)

(/そういえばこの夫婦の出会いを決めてませんでしたねっっ)

…ヨツギ…？
(突然目にする相手の涙に戸惑ってしまい、その頬を両手で包み涙を拭ってやりながら小声で相手の名前を呼び)

(/確かに…何も考えておりませんでした;;)

俺はお前とここで暮らしてるだけで幸せだから…
(目を伏せながら自分ではこれが精一杯だと素直な気持ちを相手に告げ 自分に優し過ぎる恋人に俺の居場所がお前の居場所だろ？と口にし)

(/仕事がうっかり重なっちゃってお互い獲物争奪戦状態からの恋愛発展とか逆に仕事の相方として組んで長期仕事してからの恋愛発展やら……考えだしたら止まらなくなってきm)

…けど、組織がある限り俺は被験体だぜ。
(相手の言葉は尤もで、裏を返すなら相手の居場所を守るためには自分の居場所を守らなければならないはず。然しそうはならないのが自分であり、相手の居場所さえ守れるならば自分の居場所等必要ないと言う考えは依然として変わらず。また、自分が研究材料にされそれにより間接的であっても相手を守る事に繋がるならば一向に構わないが、相手はそれを拒否している。だから組織を破壊してしまおうと言うのにそれも駄目だと言うのならどうすれば相手の憂いを払拭できるのか自分には分からず、相手の髪を撫でながら視線を合わせ)

(/獲物争奪戦良いですね…！最初はお互い不仲で、徐々に恋愛に発展するの素敵ですｯ。此方は然程嫌っていないものの何らかの理由で息子様から一方的に嫌われたりしていた過去があると非常に萌えます←)

……お前がここに居てくれるだけでいいつってんだろ
(もともと矛盾していた自分のワガママな願いであり、その願いでこんなにも今の幸せが狂ってしまうなら 叶って欲しくは無く、荒々しくも相手に告げ「お前は自分自身に危険が及んだら全力で回避しろ 自分を守れ 必ず俺のとこに帰ってきやがれ」それが俺の願いに一番近い最善策でもあり予防策にもなると恋人の目をしっかり見ながら言い、これ以上言うならば無理矢理にでも口を閉じてやると言わんばかりの殺気を出しており)


(/わぁっいいですね！！幻やら人外だと言われているふざけた奴に人類最強な自分がNo,1をとられている事に苛立っているなんてどうでしょ)

…分かった、何もしねェ。
(言ってくれれば何でも叶えてやるのに、無欲な己の恋人の願いはいつも単純で真っ直ぐで純粋で。それが何故こんなに愛しいのか、過去の自分にはどう頑張ったって分からなかっただろう。ふ、と笑みを浮かべて頷くと相手の額に唇を寄せ)

(/素敵です堪らんです← お互いに歩み寄ろうとしない、と言うか息子様からの拒絶が強すぎて歩み寄ろうと試みる事すらままならない感じで…！！命を狙われたりしていたいですね！)

……わかりゃいいんだよ
(恥ずかしげに視線を逸らしながら言うと、なんか疲れたと言いながらソファに座り 俺にだけに甘い最強な恋人には自分には無頓着で自分を大切にしない節がある私利私欲に塗れた人間には似つかわしくないと周りは言うが。きっとその辺の汚い政治家や金持ちよりずっと人間らしいだろうと思考を巡らせ)

(/ふわぁいいですね！唯一敵わない相手で拒絶しまくりでずっとライフルで命狙ってそうです我が子 あまり自分に興味を持たない息子様にさらに癇癪してそうです)

…ヨツギ。
(相も変わらず口から出るのは可愛いげ無い言葉ばかりだが、それが紛れもなく相手の言葉であるならば痛いほどに愛おしく。相手の隣に座り涙の痕が残る滑らかな頬に指の背を這わせつつ穏やかな声で名前を呼び)

(/ああぁ、なんと可愛らしい息子様…。息子は今まで周囲を取り巻いていた人間達とは違うタイプの息子様に徐々に興味を示して行きたいと思っております！)

……仙祐？
(名前を呼ばれ愛しい恋人の方に振り向きながら自分も恋人の名前を口にし「どうした？」と続け、頬を撫でる指にくすぐってぇよと小さく笑いながら言い)

(/ふわぁあそのゆっくりとしたジレンマにもうっっ堪らないです！！さすが息子様、、、ツボを的確に 過去編魅力過ぎてっっ 今の形があるからこそさらに萌えがっっ)

ありがとな。
(擽ったそうに笑う仕草すら愛おしく、我ながら笑うしかなく自嘲するように苦笑し。相手の頬に手を添えると礼の言葉を口にしキスをして)

(/落ち着いてください主様…！ですねですね、どんどん妄想が膨らんで取り返しが付きません← そのうち過去編やってみたいですねｯ)

…あ？ おう
(口づけを受けながら恋人の口から出た礼の言葉に不思議そうに眉をひそめるが恋人のなんとも言えない笑顔をみて開きかけた口を閉じて短く答え)
そいや…コーヒー買ってきたんだけど飲む？


(/おっと….ついつい荒ぶってしまいました そうですね！思い出を振り返る形で過去編やってみたいですね！！)