ビギナーさん 2015-01-13 00:07:22 |
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(同じく謝られれば露骨に安堵したように表情を緩め、と同時に益々相手の事が掴めなくなってきて。本当に相手は女子たちが言うようなただ悪いだけの問題教師なのだろうか。抵抗はせず促されるままに職員室を後にすれば、靴を履き替えるために昇降口を目指して。先程見せられた涙が頭から離れず、職員用のロッカーに靴がある相手と一旦別れローファーに履き替えてから外で待っている間ももやもやとした感情は募っていく一方で。ふとスマホを取り出して時間を確認してみると幼馴染から心配のメールが届いており、心配を掛けた事への申し訳なさを感じつつも嬉しさや安堵から自然と口元を綻ばせて。穏やかな表情でそれに返信を済ませれば再びスマホをポケットへ戻し。
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