匿名 2015-01-12 13:43:59 |
通報 |
君というヤツは、部下にまでそんな格好を強要していたなんておぞましい!見損なったぞディオッ!君のその言葉、敢えて乗ってあげようじゃあないか。僕を蘇らせたことを後悔させてやるぞ。ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!おおおおおっ…お?
(目の前に並べられた二人ともが服の至る所に同じマークを散りばめられており。もしやその姿で今まで過ごしてきたのではあるまいかと思うと、怒りを通り越して最早寒気しか湧かないのだが。あまりにも気の毒な忠誠の仕方に憐れんだ己は微力ながら喝を入れることに留めておき。対抗意識を燃やしてか足を交差させる相手に此方も限界まで両足を開き対応してみせては、身体全体で大きく息を吸い込み波紋の呼吸法を頭に思い浮かべつつ攻撃を仕掛けようと試みて。先ほどよりもずっと強く右手を握りしめ拳を天に向かって突き出してみるものの、依然と変わりばえしない感覚に繰り出そうとした技は尻すぼみに終わり。波紋が飛び出すかと思われたこの状況で起きたことはただ一つ、己の情けない声が静まり返った館に響いただけで。現実は非情である。)
トピック検索 |