……、 (自身の言葉をある意味肯定したかのようなその返事に、やはりいつかは別れる時が来るのだろう、なんて考えてしまい。自分で言い出した癖にどうしようもなく寂しい気持ちなれば、思わず涙を零しそうになるのをぐっと堪えて言葉も一緒に飲み込み、意識を窓の外の天空闘技場へと向け。得意げに語る兄の顔を見上げ、「すごーい!お兄ちゃん登ったことあるの?」と尊敬の眼差しで興味津々に問い)