ぬしのようなもの 2015-01-04 16:15:33 |
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>アスタリス団長
・・・はい。ええと・・・すみません。気をつけます。
(聞こえてくる二つの足音。靴の音と、ヒヅメの音。静かな森で聞こえてきた音にゆっくりと目を開けば、やってきたのは見慣れた彼女とその愛馬の姿。声を掛けられ立ち上がると、自分の汗を指摘されてあ、と思わず声を漏らす。慌てて心配かけたことを謝り、申し訳なさげに眉を下げれば頬を伝う汗。流れてくる風が妙に冷たくて、少し肌寒いような気がする。タオルを持って来ればよかった、なんて一人後悔していると、足に擦り寄ってくる柔らかい感触に気づく。「・・・ルーナ?」喉を鳴らし、此方を見つめる双眸。ゆっくり腰を下ろし、それと視線を合わせると今度は首元に擦り寄ってくる。ああ、自分が寒いと思っていたことに気づいていたのか、ルーナは。少しでも寒くないように、風邪を引かないようにと擦り寄りながら温めてくれる相棒の気遣いに優しく微笑み、そっと背を撫ぜれば嬉しそうに目を細める。しかしどこか落ち着きがない、というかソワソワしている。此方を見つめる一方で、時折外れる視線の先には自分と同じように愛馬と戯れる相手の姿。「・・・遊びたいの?」そうルーナに問いかければ、頷くように目を閉じる。しかし相手はユニコーン。勝手の違うラミアスと遊ばせてもいいものなのかと不安が浮かぶ。「・・・あの、アスタリス団長。ラミアスはその、人見知りしますか?」見上げるように相手を見つめ、伺うように尋ねる。暗に、自分の相棒が相手の相棒と遊びたいのだと告げながら、その是非と問う)
(/絡みありがとうございます! 優しい団長さんにほっこりです!( 本人よりもルーナの方が出てるような気がしますが、どうぞよろしくお願いします!)
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