そっか。御免。( まるで小さな子供のような台詞を言う彼。愛しさが込み上げてきて、目を細めた。『 痛いよ、 』彼の指を摘まみ上げてはわざとらしく首を傾げて。 ) ど-だかね。( 否定の言葉に肩を竦めながら。此所で無理矢理肯定させてしまうと、また彼がご機嫌ななめになるだろう。其れくらい、把握済みだ。指に触れた彼の唇。何故か居ても立ってもいられなくなって、ほぼ一方的に唇を重ねた。 )