いや、まったく。(相手に尋ねられると即答するが、それでもまだ夢の中にいるんじゃないかと頭の中では疑っていて。小さく笑い顔を近づける相手との距離に反射的に目を閉じ、唇が重なると鼓動が速まっていることが相手にバレないことを願い。)