一哉…。(稀に見る相手の真面目な表情や言葉に真剣に考えてくれているのかと真っ直ぐに視線を合わせてはぽつり名前を呟いて。下を俯き黙り込むとそっと顔を上げて微かに目を潤ませ内気なりに精一杯の言葉で話し始め)僕、一哉が好き。一哉は人気者で僕なんかとはまるで違う、けど…誰かに取られるんじゃないかって、僕から離れていくんじゃないかって…、そう考えると胸が…。友達なんて言葉じゃ足りないんだよ。