主 2014-12-14 21:50:23 |
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む、…ふは、
(何を思ったかは定かではないが大方本気で泣いてるとでも思ったのであろう、おろおろとした様子で謝られればきょとりとするも撫でられればそんな様子を可笑しくおもったのか思わず笑いを溢して。「似合ってるぞ、荒北」答えの代わりに茶化すような言葉をかければ外さずともカチューシャへと手を掛け笑いを堪えるように。相手の言葉にそういえばそうかもしれんな、なんて呟いては「使い掛けで悪いが、」と申し訳なさそうに苦笑して。真意は汲み取れずともただその言葉が嬉しかったようでへにゃりと柔らかく頬を緩めては「それは良かった」なんて安心したような声色でそんなことを。「だ、って、…お前が、」自分を乏しめるようなことを言うから、そう言葉を紡ごうとするもそれは相手の突然の行動によって声にはならず、叩く音にびくりと肩を跳ねさせては状況についていけないのか視線を彷徨わせ。「…ぇ、ぁ、あら、きた」彷徨わせた挙句そっと目線を合わせるもその瞳はどこか怯えすらも感じさせて、酷く困惑しているようでおずおずと相手の名を呼ぶことしか出来ず。「った、ま、待て…!」ぱたぱたと相手の後を追うように駆ければ「…ありがとう、荒北。温かいぞ」なんて笑みを携えながらに後ろから声をかけて)
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