愛されたい人 2014-11-29 01:12:53 |
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んー、そうさな…何処かのバーとか。
(赤らめた顔、熱い感情の潜む瞳、この数分だけで相手の顔を沢山見た気がする。まるで百面相だと内心呟いては、噛むのを止めた相手にいい子いい子と笑いながら今度は頭を撫でて。耳を澄ませてみれば聞こえる、甲高い女の声や男の接客の声が混じり合った都会の喧騒に、高いビルに反響する硬いアスファルトと硬い靴裏が奏でる不思議な音。そんな些細なものをぼんやり楽しみつつも歩き続けては、不意に相手の言葉が耳に入る。何処に行くのか、と。深くは考えていなかったのか人差し指の爪をポリと掻くように頬へと滑らせては、ぽつりと上記を述べて「…何だったら俺ン家でも良いんだけど?」と続け。きっとまた顔を一気に赤らめて慌てたりおどおどしたりするんだろう、と簡単に想像出来てしまうその姿。己の行動・言動に一喜一憂する相手を見れば心底惚れられていることが冗談なしで分かってしまうものだ。こんな子ならば付き合っても…と考えたが特定の相手を作れば面倒なことになるであろうことは予測出来るし、そのまま仕事を辞めてしまえば後々の生活が苦になってくるのも目に見えている。どうしたものか、と思わず小さな声でぼやいて)
(/一生の思い出、だと…、ナチュラルに色んなところ触れてくると思うので覚悟しておいてください←
あばば、ティッシュを…ティッシュを鼻に詰めてくださいませ。つ[ティッシュ])
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