好きなのはただ一人____/ bl

______おい、待ってるからってなんだバカ。浮気すんなって言ってんだろ。...ちょっとそこのけ。
(見るからに己が居ないのをいいことにキスでもしようとしていたのだろう二人の距離に眉寄せ、ふつふつと湧き上がる黒い感情を必死に堪え玄関まで女の子を誘導する相手の後ろを己もついて行き。相変わらずの相手の言葉と態度に上記述べれば、相手が女たらしなのは近づいてくる女共のせいなのだと一人解釈し。相手は此所で待つようにと手でジェスチャーすれば外へ出る女の子を追うように自分も外へ出て「なあ、嬢ちゃん。あんな女たらしのチャラ男なんかやめて俺にしとかない?」と気持ちは籠もってないものの、少しでも興味を此方へ逸らしてやろうと女の子の肩を抱きながら微笑浮かべて交渉し始め。)

(/いえいえ、此方こそ不束者ですが宜しくお願いします!
これからの展開ですが、何か希望はありますか?)